SPACシアタースクール2011夏
オフェリアと影の一座
原作:ミヒャエル・エンデ
演出:中野真希(SPAC)
SPACによる人材育成事業のひとつ「シアタースクール」は、学校では触れることのできない演劇の面白さ、奥深さを地域の子どもたちとその保護者の方々に知ってもらうことを目的として、2007年にスタートしました。県内全域から集まった子どもたちが身体や声に関する様々なプログラムに取り組み、その集大成としてこれまで『オズの魔法つかい』『青い鳥』『モモ』を発表してきました。
今回のシアタースクールは、小学6年生から高校2年生までの参加者を募集し、ミヒャエル・エンデ原作の『オフェリアと影の一座』を上演します。SPACの俳優による指導のもと、発声、スズキ・メソッド(前芸術総監督・鈴木忠志が考案した俳優訓練法)、楽器演奏やダンスを通して「舞台に立つためのからだづくり」を学び、その成果を“演劇専用劇場”として名高い静岡芸術劇場で発表いたします。
稽古場と劇場は、自分自身と出会い、他者と交流する場です。人々の「違い」に光を当て、「違いを楽しむ」場でもあります。演劇ははじめてという方も大歓迎!皆さんの若き才能とパワーを、舞台の上で発揮してください!
【あらすじ】
オフェリアさんは、小さな町の小さな劇場で、舞台の上の役者たちを支える仕事をしていました。やがて閉じられることになった劇場でさいごの舞台を終えたあと、オフェリアさんは誰もいない舞台の奥でひとりの「影」に出会います。やさしいオフェリアさんのもとに次々と集まりはじめる、行き場のない影法師たち。自由自在に変身できる彼らとともに、オフェリアさんは世界を旅してお芝居を続けてゆき…。
SPAC版『オフェリアと影の一座』の中でオフェリアさんたちが演じるお芝居(「劇中劇」)は、シェイクスピア。
エンデとシェイクスピア、二人の名作を一度に楽しむチャンスです!
【参加者募集要項】
発表会:2011年8月14日(日) 13:30/17:00開演
会場:静岡芸術劇場(JR東静岡駅前グランシップ内)
稽古:
2011年7月9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)、18日(月・祝)、
22日(金)~8月13日(土)
※7月25日(月)、8月1日(月)、8月8日(月)はお休みです。
時間:
13:00~17:00(8月13日は12:00~18:00)
※変更がある場合は事前に参加者に連絡をいたします。
場所:静岡芸術劇場 リハーサル室
募集人数:40名
(小学校6年生…8名、中学校1~3年生…22名、高校1~2年生…10名)
※応募者多数の場合、稽古参加可能日数などにより選考をさせていただく場合があります。
●参加費用:無料
●応募資格:
・小学校6年生から高校2年生までの方
・8月13日の稽古と8月14日の発表会に必ず参加できる方
※保護者の同意が必要です
◆指導スタッフ◆
演出:中野真希
アシスタント:赤松直美、桜内結う、佐藤ゆず、舘野百代、永井健二
ダンス振付:眞田恵美
音楽構成:寺内亜矢子
◆応募方法◆
募集チラシ裏面下部の申し込み用紙に必要事項を記入し、
郵送または静岡芸術劇場窓口にご持参の上、お申し込みください。
募集期間:2011年6月6日(月)~6月25日(土) <必着>
【主催・申込先】
SPAC‐財団法人静岡県舞台芸術センター
〒422-8005 静岡市駿河区池田79-4 http//spac.or.jp
TEL. 054-203-5730 FAX 054-203-5732