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2026年2月20日

SPAC 2026年度年間ラインアップ

2026年度のSPACのプログラムは、劇作家の石神夏希がアーティスティック・ディレクターをつとめ、「SHIZUOKAせかい演劇祭」と「SPAC秋のシーズン」を中心に、多様な人材育成・アウトリーチ活動を県内各地で展開します。

今年度もSPACの活動にご注目ください。

♪素敵な特典もたくさん!お得な会員になってSPACの舞台を楽しもう♪

◎事業・公演内容等は、都合により変更・追加になる場合がございます。

 
4-5月 会員特典:招待対象公演あり

SHIZUOKAせかい演劇祭2026

会期:4月25日(土)~5月6日(水・休)
会場:静岡芸術劇場、舞台芸術公園、駿府城公園ほか

SPACが主催し毎年ゴールデンウィークに開催される国際演劇祭。「ふじのくに野外芸術フェスタ」、ストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡2026」とともにゴールデンウィークの静岡を盛り上げます。

★「SHIZUOKAせかい演劇祭」特設サイト
 
4月 SPAC新作
会員特典:招待対象公演

『うなぎの回遊 Eel Migration』

台本・演出:石神夏希 音楽:棚川寛子
出演:赤松直美、貴島豪、森山冬子、吉見亮(以上 SPAC)
   相川アンジェラ、アイラ・ウェンディ、
   ペレイラ・ハセヤマ・クレイデ、矢野陽規(以上 県民出演者)

日時:4月25日(土)、26日(日)、29日(水・祝)各日18:30開演
会場:舞台芸術公園 野外劇場「有度」

産卵のために、約3,000㎞離れたマリアナ諸島沖の深海と日本の川や湖を行き来するうなぎの生態と、さまざまな理由で移動を繰り返す人々の姿を重ねあわせた石神夏希×SPACの新作。静岡で暮らすブラジルにルーツを持つ地域住民をキャストに迎え、一年以上にわたるリサーチと対話によって、寓話的なフィクションを立ち上げます。


撮影:鈴木竜一朗
 
4月 SPAC新作 ワーク・イン・プログレス

『さあ環境に抵抗しよう、死に抵抗しよう。
そうさ生に抵抗するのさ、』
袴田巌著、袴田巌さんを救う会編『主よ、いつまでですか』1992年、新教出版社、113頁より

構成・演出・振付:下島礼紗
出演:大内智美、春日井一平、鈴木真理子、武石守正、ベイブル(bable)、牧山祐大、渡邊清楓(50音順)

日時:4月25日(土)、26日(日)各日16:30開演、4月29日(水・祝)13:30開演
会場:舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」

論理では捉えきれない社会と人間の不条理な実像を、肉体表現を介し見つめなおす作品の発表を続けてきた気鋭の振付家・下島礼紗。SPACと共に新たに取り組む本プロジェクトでは1966年の静岡県一家4人殺害事件で再審無罪が確定した袴田巌氏の、48年間にも及ぶ極限の独房生活の中で出現した「歩行」に着目しました。2027年の初演を目指し創作される本作のプロセスに触れる機会として、「SHIZUOKAせかい演劇祭2026」にてワーク・イン・プログレス公演を実施します。


©草本利枝
 
5月 ふじのくに野外芸術フェスタ2026静岡

『王女メデイア』

構成・演出:宮城聰
原作:エウリピデス
音楽:棚川寛子
出演:美加理、阿部一徳、大内米治、大高浩一、加藤幸夫、榊原有美、桜内結う、大道無門優也、たきいみき、舘野百代、寺内亜矢子、布施安寿香、本多麻紀、三島景太、宮城嶋遥加、山本実幸、吉植荘一郎

日程:5月2日(土)〜5月6日(水・休)
会場:駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場

1999年に初演され、世界20都市以上を巡った宮城聰の代表作。悲嘆、裏切り、復讐という普遍的な物語に、鮮烈で力強い視点をもたらし、国際的に高い評価を受けてきました。14年ぶりの再演となった2025年ロンドン公演でも、時代を超えて突き刺さる鋭い問いと衝撃を放ち、観客を熱狂の渦へと巻き込んだ本作が、待望の静岡での再演を果たします。

◉公演詳細はこちら
 

Photo by UCHIDA Takuma
 

  
10月-3月 会員特典:招待対象公演あり

SPAC秋のシーズン2026-2027

世界の名作戯曲を現代の演出でお届けするSPACのシーズンプログラム。2025年度より劇作家の石神夏希がアーティスティック・ディレクターをつとめ、〈きょうを生きるあなたとわたしのための演劇〉というメッセージのもと、今に響く演劇作品を静岡芸術劇場で上演します。
 
SPAC秋のシーズン2026-2027 #1
会員特典:招待対象公演

『伊豆の踊子』

台本・演出:多田淳之介
作:川端康成
映像監修:本広克行

10月-11月 静岡芸術劇場

ノーベル文学賞作家・川端康成の代表作を、多田淳之介が「観光演劇」として2023年に舞台化した本作。孤独や憂鬱から逃れるため、伊豆へ旅に出た⻘年が、旅芸人一座と出会い、踊子の少女に淡い恋心を抱きながら下田へと旅する、美しい旅情と哀しさの物語。修善寺、天城峠など静岡県伊豆地域の風光明媚な映像を背景に、演歌からJ-POP、ラップに彩られた演出で、幅広い観客をとりこに。
 

撮影:三浦興一
 
SPAC秋のシーズン2026-2027 #2
会員特典:招待対象公演

『ニホンジン』【新作】

『ニホンジン』
上演台本・演出:瀬戸山美咲
オスカール・ナカザトの小説に基づく
翻訳:武田千香(水声社、2022年)

11-12月 静岡芸術劇場
★2027年1-2月には、沼津ならびに浜松での出張公演を予定

ブラジル日系三世の作家オスカール・ナカザトがポルトガル語で書き、ブラジルの芥川賞と呼ばれるジャブチ賞を受賞した小説を、劇作家・演出家として演劇からミュージカルまで幅広く活躍する瀬戸山美咲の台本・演出で舞台化します。20 世紀初頭にブラジルへ渡った日本人家族の 100 年にわたる物語から、日本とブラジルの歴史や背景を見つめ、静岡県に多く住むブラジルルーツの方との交流・対話から地域の物語を編み直します。


瀬戸山美咲 演出『楢山節考』(ふじのくに⇄せかい演劇祭2024)撮影:平尾正志

Copyright © 2011 by Oscar Nakasato
Japanese language theatrical adaptation licensed by Oscar Nakasato c/o LVB&Co. Agência
e Consultoria Literária, former Villas-Boas & Moss Literary Agency, Rio de Janeiro, through
Tuttle-Mori Agency, Inc., Tokyo 
 
SPAC秋のシーズン2026-2027 #3
会員特典:招待対象公演

『星の王子さま』【新作】

構成・演出・美術:深沢襟
原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

2027年1-3月 静岡芸術劇場

砂漠に不時着した飛行士が、ほかの星からやってきた小さな王子と出会う物語を描いた、サン=テグジュペリの児童文学。人生の謎にヒントを与えてくれる奥深いストーリーや、「たいせつなことは、目に見えない」というメッセージとともに、SPACで数々の舞台美術を手がけているほか、インクルーシブシアターの演出も務める深沢襟によって、美しさと驚きに満ちた物語世界がつくり出されます。
 

深沢襟 演出『ちかくにあるとおく~鏡の国のアリスより~』撮影:平尾正志
 

寺内亜⽮⼦ 演出 深沢襟 美術デザイン『鏡の中の鏡』撮影:⻄野正将
 

SPACの人材育成・アウトリーチ事業

通年人材育成
世界にはばたけ、Shizuoka youth!
SPAC演劇アカデミー

<世界で活躍できる演劇人>を目指す若者の感性を育むことを目的とした高校生対象の1年制の演劇塾。2024年からは23歳までのオーバーエイジ枠を設置。フランス・ルーアンコンセルヴァトワール、韓国・ソウル演劇協会との国際交流事業もスタートしています。
◉事業詳細はこちら
 
 
通年人材育成
ストリートシアター グローバル人材育成プロジェクト“STRANGE Lab.”

ストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡」の運営により、日本の若手アーティストが静岡でストリートシアターのオリジナル作品を創作・発表することで、国際的な舞台へと躍り出るチャンス獲得を目指す、長期的なアーティスト育成プロジェクト。
◉事業詳細はこちら
 

 
 
通年人材育成
SPAC-ENFANTS-PLUS=スパカンファン-プラス
カメルーン出身でフランスを拠点に活躍する振付家・ダンサーのメルラン・ニヤカムとオーディションで選ばれた静岡の中高生&55歳以上のメンバーによる世代をつなぐダンスプロジェクトです。
◉これまでの歩みはこちら
 

『ISSAMBA』(2025年)撮影:三浦興一
 
 
7月人材育成
すぱっくおやこ小学校
親子、ときどき同級生。すぱっくおやこ小学校は、親も子も同じ「小学生」になって授業を受ける、そんな楽しいイベントです。5年目となる2026年は長泉町で開校!
対象:小学校1〜6年生とその保護者の方
◉事業詳細はこちら
 

Photo by 牧田奈津美(F4,5)
 
 
7月-8月人材育成
SPACシアタースクール
学校では触れる機会の少ない「演劇の面白さ・奥深さ」を、静岡県の子どもたちとその保護者の方々に知ってもらうことを目的に、SPACの俳優・スタッフによる指導のもと、発声、俳優のための基礎的なトレーニング、楽器演奏などを通して「舞台に立つためのからだづくり」を学び、みんなでつくりあげた作品を発表します。
◉これまでの歩みはこちら
 
 
通年アウトリーチ
アウトリーチ事業
日常生活のあらゆる面において、演劇の手法は有効に活用できます。他者と自分を見つめなおすきっかけとなり、コミュニケーション能力の向上や、感受性、表現力、想像力を育むことにもつながります。SPACのアウトリーチは、「おはなし劇場」などの鑑賞型のプログラムから、演劇の手法を使いゲーム感覚でお腹から声を出したり、身体を動かす体験型のプログラムまで、地域コミュニティの活性化や課題解決など、ご希望に応じたプログラムをご提案させていただきます。
・【体験型】演劇ワークショップ/リーディングカフェ/ダンスの種
・【鑑賞型】インクルーシブシアター/おはなし劇場/出前劇場
・【その他】学校訪問プロジェクト/企業研修など
◉事業詳細はこちら
 

 
SPACの創作現場では、SPACハラスメントガイドラインに基づき一切のハラスメント行為をなくし、全ての参加者が心身ともに安心して関われるような場づくりに努めています。