財団法人静岡県舞台芸術センター<Shizuoka Performing Arts Center:SPAC・芸術総監督 宮城聰>は、1995年の設立以来、「日本における本当の公共劇場の創造」を目指して活動してきました。
SPACの第一の特長は、静岡芸術劇場と舞台芸術公園という施設を拠点に活動する俳優・舞台スタッフ・制作スタッフ、つまり専属の劇団を擁していることです。
一般の公立ホールのスタッフといえば施設を管理するだけが仕事になりがちですが、SPACはまったく異なります。4つの劇場と4つの稽古場で実際に作品創造を行う芸術家集団が、国内外での公演活動を行い、同時に劇場の企画・運営(その中には毎春の国際舞台芸術祭の開催も含まれます)や人材育成事業(演劇教室や青少年への鑑賞機会の提供など)を行っているのです。
静岡芸術劇場や舞台芸術公園の劇場群は、貸し館としては使われていません。議会の議決を経て、貸し館ではなくSPACの専用施設として運営されています。これは日本で唯一のシステムで、またヨーロッパの劇場と同じように芸術総監督を中心に活動している点も大きな特徴です。
SPACの創設以来芸術総監督を務めてきた世界的な演出家・鈴木忠志氏からその理念と成果を引き継ぎ、2007年4月に宮城聰が芸術総監督に就任しました。世界に発信できるSPAC作品のクオリティを維持しつつ、若年層やファミリーなど幅広い観客とのチャンネルをも増やそうとさまざまな新企画に取り組んでいます。
SPACの事業をさらに発展させていく活動に参加する舞台・制作スタッフを新たに募集いたします。
■ 募集人員
舞台スタッフ(照明、音響、舞台) 若干名
制作スタッフ(企画、広報、営業) 若干名
■ 応募資格
原則として20歳以上35歳未満の方
性別・学歴・国籍不問(ただし、相応の日本語読解力を必要とする)
2008年4月から勤務可能な方
■ 応募方法
市販の履歴書に必要事項を記入し、下記の1,2を添付の上、郵送または持参して、お申し込みください。
1. 作文 応募理由を800字以内
2. 返信用封筒(80円切手を貼り、宛名を書いたもの)
■ 応募締切
2008年2月14日(木)
■ 選考試験
予備選考(書類審査)
本選考 (面接試験)2008年2月25日(月)
会場:静岡芸術劇場(JR東静岡駅南口)
■ 契約の条件
1.当財団の芸術局スタッフとして1年間の契約
契約期間は2008年4月1日から2009年3月31日まで
2.契約料は年俸制で220万円〜400万円
■ 申し込み・問い合せ先
(財)静岡県舞台芸術センター
芸術局舞台・制作スタッフ募集係
〒422-8005 静岡市駿河区池田79-4
TEL. 054-203-5730 FAX 054-203-5732
https://spac.or.jp