SPAC秋→春のシーズン、到来!
開幕作品となるのが、こちら。
『舞台は夢』
一般公演:9/23(水・祝)・26(土)・27(日)・10/10(土)・11(日)
演出のフレデリック・フィスバックは
2004年にこの作品をフランスで上演。
なんと、上演140回を越える大ヒット作となりました・・・!
そして新作となる、SPAC版『舞台は夢』。
出演者から牧山祐大(アドラスト役)と寺内亜矢子(リーズ役)が
開幕に先駆けて、静岡・スノドカフェ七間町に登場。
朗読とトークでささやかな夜のひとときをお贈りします。
◆ どんな作品?
バロック喜劇と称される『舞台は夢』は
17世紀に活躍した、フランス古典主義演劇の三大作家の一人、
コルネイユによって書かれた名作です。
青年・クランドールは「好きになったら一直線!」タイプ。
主人から恋の仲介役を頼まれたのに、その相手に惚れてしまったり
はたまた不倫にはまってトラブルを招いてしまったり・・・。
喜劇と悲劇が入り混じったストーリーで観客は翻弄されていきます。
当日は、実際に使っている台本を二人が読みながら、
この舞台の醍醐味を軽妙なトークでご紹介します。
◆ バロック演劇?
「バロックって何?」「またムズカシそうな・・・」
という声にお応えして、
出演者で演出助手のブノワ・レジヨがゲストで登場!
フランスでは大学生向けに演劇史の講義もしている俳優です。
日本人には馴染みが薄いこの時代の文化事情を
わかりやすいレクチャー(※通訳あり)で紹介しながら
<バロック的な美意識とは?>に迫ります。
◆ 『智恵子抄』リーディング
前夜祭に来ていただいたお客様に感謝を込めた、
エキストラおもてなし企画!
「この『舞台は夢』が5年ぶりのセリフ劇なんです(笑)」と話す寺内が
牧山とともにお贈りする、高村光太郎『智恵子抄』の朗読パフォーマンス!
・・・これは必聴です。
舞台の見方がちょっと変わる、俳優との夜をお楽しみください。
◎プロフィール
牧山祐大
寺内亜矢子
ブノワ・レジヨ
◆牧山祐大
『わが町』、『マハーバーラタ』、『ハムレット』など多くのSPAC作品で幅広い役をこなす、遊撃手タイプのSPAC俳優。
☆ひとこと☆
「朝のコーヒーは譲れない!豆から挽いて、ドリップします。おすすめのコーヒー豆があったら教えてください!」
◆寺内亜矢子
フランスから参加のパリジェンヌ。SPACでは『マハーバーラタ』『天守物語』の演奏チーフ、『盲点たち』の無言ムーブメントなど、喋らないことを得意とする特殊女優。
☆ひとこと☆
「葉野菜主食の草食動物ですが、静岡の美味しいおそばも大好物!美味しい地酒があれば言うことなし。ただいまお店を開拓中!」
◆ブノワ・レジヨ
銀行員などを経て、1996年からフレデリック・フィスバックのもとで演劇を始める。古代から現代まで、フランスや他国、喜劇も悲劇も含め、あらゆる演劇ジャンルに魅かれる。
☆ひとこと☆
「『舞台は夢』の古典文を日本の皆様にお聞き頂ける機会は、本当の意味での挑戦であり、大きな悦びです。」
日時:9月21日(月・祝) 19:00~
会場:スノドカフェ七間町 (静岡市葵区七間町7-8)
参加費:1,000円 (ワンドリンク付き)
お申込み:
SPACチケットセンター (TEL.054-202-3399 受付時間:10:00~18:00)
スノドカフェ七間町 (TEL.054-260-6173 営業時間:11:00 – 24:00/水曜定休)
予約開始:8月2日(日)10:00より
*スノドカフェ七間町HPでのご案内はこちら
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この戯曲をもっと知りたい方は・・・
8月15日(土)、9月3日(木)
『舞台は夢』リーディング・カフェ
☆阿部一徳がシリーズ初登場です。
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