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2017年11月23日

1月14日(日)『しんしゃく源氏物語』トークゲストは古川日出男氏に決定!

作家の古川日出男さんが、『しんしゃく源氏物語』の1月14日(日)のアーティストトークゲストに決定しました。
 
高校から演劇にかかわり多くの戯曲も執筆され、自ら出演もされる朗読ライブを展開されるなど、小説のみならず多彩な活動をされている古川さん。2015年に出版された『女たち三百人の裏切りの書』では、『源氏物語』をモチーフにされています。そんな古川さんが『しんしゃく源氏物語』をご覧になってどのように感じられるのか、どうぞお楽しみに!
 

furukawa古川日出男 (ふるかわひでお)
1966年、福島県生まれ。作家。98年、原稿用紙1100枚超の書き下ろし小説『13』でデビューする。代表作に、紫式部の怨霊が現われて「宇治十帖」の真実の姿を語る『女たち三百人の裏切りの書』(読売文学賞・野間文芸新人賞)、ナポレオン軍が侵攻する18世紀末のエジプトを舞台にした書物幻想譚『アラビアの夜の種族』(日本推理作家協会賞・日本SF大賞)、「巨大な短篇」を謳った東京群像劇『LOVE』(三島由紀夫賞)などの文学賞受賞作のほか、軍用犬の視点から20世紀の世界史を描き出した『ベルカ、吠えないのか?』、東北6県の時空をラディカルに縦断する原稿用紙2000枚の巨篇『聖家族』、ロックンロール史と仏教史を通してオウム真理教を生んだ時代に迫る『南無ロックンロール二十一部経』がある。また、黙読を前提視している近代以降の読書文化に異を唱える意味も込めて、「耳の文学(声の文学)」としての朗読活動も積極的に行なう。このほか、『平家物語』の現代語訳や、故・蜷川幸雄氏の演出で上演された戯曲『冬眠する熊に添い寝してごらん』(岸田國士戯曲賞候補)なども発表している。