このたび、SPAC芸術総監督・宮城聰が、平成29年度(第68回)芸術選奨文部科学大臣賞(演劇部門)を受賞いたしました。
昨年7 月、アジア圏の劇団として史上初めて「アヴィニョン演劇祭」(仏)のオープニングを任され、メイン会場「法王庁中庭」で『アンティゴネ』を上演。人を「敵か味方か」に分けない王女アンティゴネの思想に日本人の死生観を重ねた演出は、国内外で大きな反響を呼びました。また、昨年 10 月の新作歌舞伎『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』での演出も注目を集めるなど、国際的な活動や斬新な演出が高く評価され、今回の受賞に繋がりました。
ご報告申し上げるとともに、何より私どもSPACと宮城の活動を日々支え、応援してくださる皆様あっての今回の受賞です。この場をお借りし、心よりお礼申し上げます。
これからも静岡から世界へ、一流且つ皆様に楽しんでいただける演劇作品を創作・発信していきますので、応援よろしくお願いいたします!