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2025年3月1日

【参加者募集!】『ラクリマ、涙』関連企画・刺繡ワークショップ・SPAC衣裳室訪問

SHIZUOKAせかい演劇祭2025 にて上演される 『ラクリマ、涙 ~オートクチュールの燦めき~』 に関連し、刺繡ワークショップを開催します!

この作品は、オートクチュール業界を支える職人たちの手仕事に焦点を当てた物語。
その製作過程はすべて手縫いで行われ、緻密で繊細な作業こそがオートクチュールの本質を体現しています。
演出のカロリーヌ・ギエラ・グェンさんは創作にあたり、劇場の衣裳部屋に滞在し、衣裳製作のプロセスについて深く考察を重ねました。

今回のワークショップでは、皆さんも劇場の衣裳室を訪れ、プロの現場を体感!
さらに、SPACの衣裳班とともに 「刺繡」という手仕事 を体験します。

刺繡ワークショップ
~手縫いの技に触れるひととき~

開催日:3月20日(木・祝)
時間:13:00~15:30(12:45受付開始)
場所:静岡芸術劇場2F カフェ・シンデレラ、6F SPAC衣裳室(グランシップ内)
定員:20名(先着)
参加費:500円 / 1人(現金受付のみ)
持ち物:刺繡をするもの(靴下など)、刺繡針、刺繡糸(裁縫道具の貸出あり)

 
イベント内容

・『ラクリマ、涙 ~オートクチュールの燦めき~』の作品紹介
・『ラーマーヤナ物語』の衣裳制作が進むSPAC衣裳室を見学
・持ち寄った衣類に刺繡を施す実践ワーク(SPAC衣裳班のアドバイス付き!)

 
★刺繡に込められた願いと祈り

刺繡は、ただの装飾ではなく、職人の魂が込められた技術です。
世界各地で、人々は家族の健康や子どもの成長を願いながら、刺繡を縫い込んできました。

日本では、子どもの着物の背中に「背守り」と呼ばれる縫い飾りを施し、
「縫い目」が魔除けになると信じられていました。
また、作品に登場するインドでは、各地で伝統的な刺繡文化が親から子へと受け継がれています。

★SPAC衣裳班とともに、手縫いの世界を体験

本ワークショップでは、SPAC衣裳班チーフ 清 千草 が登場!

清は、『ラーマーヤナ物語』の衣裳デザインを担当するだけでなく、
SPAC秋→春のシーズン2024-2025『象』ではパッチワークを用いた衣裳を制作。
手仕事の持つ温かみや、多様な技法を取り入れながら、作品ごとに新たな表現を生み出しています。


富士宮市出身。静岡デザイン専門学校・ファッションデザイン科卒業。2014年よりSPAC衣裳班所属。。主な衣裳デザイン作品に『ばらの騎士』『白狐伝』(以上、演出:宮城聰)などの他、『伊豆の踊子』(演出:多田淳之介)、『Reborn -灰から芽吹く-』(振付・演出:メルラン・ニヤカム)などがある。現在、ふじのくに野外芸術フェスタ2025『ラーマーヤナ物語』(構成・演出)の衣裳デザインを担当している。

本ワークショップでは、清 千草をはじめとする SPAC衣裳班のアドバイスを受けながら、実際に持ち寄った衣類に刺繡を施します。実際に針と糸を手に取り、「縫う」という行為を通じて作品の世界に触れてみましょう! 皆様のお申し込みをお待ちしております!

★刺繡例(靴下)

 
◆お申し込み

▶ 申し込みフォームはこちら

申込締切:3月19日(水)18:00

※定員に達した場合、締切前でも受付を終了する場合がございます。

◆問い合わせ

SPAC-静岡県舞台芸術センター

担当:佐藤

📞 電話:054-203-5730

📧 メール:mail@spac.or.jp

 
SHIZUOKAせかい演劇祭

『ラクリマ、涙 〜オートクチュールのきらめき〜』 

公演日時:5月4日(日・祝)16:00開演・5日(月・祝)13:00開演・6日(火・休)12:30開演
会場:静岡芸術劇場
フランス語、タミル語、英語、フランス手話上演/日本語・英語字幕

作・演出:カロリーヌ・ギエラ・グェン
製作:ストラスブール国立劇場(フランス)https://tns.fr/