SPAC-静岡県舞台芸術センターでは、2017年度より「私のあしながおじさんプロジェクト for Family」を継続してまいりました。
本プロジェクトでは、地元の団体・個人の皆様のご協力のもと、劇場に足を運ぶ機会が少ないご家族を劇場に招待し、「親子で一緒に本格的な演劇作品を鑑賞する」という体験をお届けしています。2020年度につきましては「SPAC秋→春のシーズン」において、下記公演での実施を予定しております。
なお、例年は7月より観劇希望者の募集を開始しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み、2020年10月中旬頃から申込受付を開始させていただく予定です。
ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
【実施予定の公演について】
2020年9月-12月
秋→春のシーズン2020-2021 #1 【再演】
妖怪の国の与太郎
一般公演
2020年11月14日(土) 会場:掛川市生涯学習センター
2020年12月19日(土)・20日(日) 会場:静岡市民文化会館
演出:ジャン・ランベール=ヴィルド、ロレンゾ・マラゲラ
台本・翻案・ドラマツルギー:ジャン・ランベール=ヴィルド、平野暁人、出演俳優一同
翻訳:平野暁人
音楽:ジャン=リュック・テルミナリアス、棚川寛子
出演:SPAC
日本の「妖怪」に魅せられたフランス人演出家ジャン・ランベール=ヴィルドが、妖怪の国に迷い込んだ主人公の奇想天外な旅を描く愉快な音楽劇!
*2018年度の公演ページはこちら
2021年1月-2月
秋→春のシーズン2020-2021 #2 【再演】
病は気から
一般公演
2021年1月23日(土)・24日(日) 会場:静岡市民文化会館
潤色・演出:ノゾエ征爾
原作:モリエール
出演:SPAC
「1万人ゴールド・シアター」や東京芸術祭の大規模野外劇を任されるなど、今最も勢いのある演出家・ノゾエ征爾。その手腕を発揮し、モリエールの喜劇をポップな現代劇に仕立てた本作が待望の再再演!
*2017年度の公演ページはこちら
2021年2月-3月
秋→春のシーズン2020-2021 #3 【再演】
ハムレット
一般公演
2021年2月11日(木・祝) 会場:下田市民文化会館
演出:宮城聰
作:ウィリアム・シェイクスピア
音楽:棚川寛子
出演:SPAC
宮城聰が2008年に手掛けたシェイクスピアの傑作悲劇『ハムレット』。数々の名セリフ、透明感のあるアジア風の衣裳、俳優たちの生演奏が彩る珠玉の舞台がここに。
*2014年度の公演ページはこちら
【「私のあしながおじさんプロジェクト for Family」実績】
◆「SPAC秋→春のシーズン2017-2018」
『病は気から』と『しんしゃく源氏物語』公演で、計9組22名の親子が観劇しました。
*2017年度の観劇希望者募集ページはこちら
左から順に
『病は気から』(©Y.Inokuma)、『しんしゃく源氏物語』(©Y.Inokuma) 、チケット贈呈式の様子
◆「SPAC秋→春のシーズン2019-2020」
『寿歌』と『グリム童話 ~少女と悪魔と風車小屋~』公演で、計8組20名の親子が観劇しました。
*2019年度の観劇希望者募集ページはこちら
左から順に
『寿歌』(©K. Miura)、『グリム童話 ~少女と悪魔と風車小屋~』(©Y. Inokuma)、バックステージツアー参加の様子
【参加者の声】
俳優さんのパワフルな演技に心が躍ったり、沈んだり。目が離せませんでした。喜劇でしたが、人の心の弱さがにじみ出ていたり。今の自分に当てはまるものが沢山ありました。息子と二人で感動して帰路につきました。
(50代、『病は気から』鑑賞)
大人なのに子供の役を演じたり、男性なのに老婆を演じたりしているのがとても面白かったです。私はおばあさんの役が一番好きになりました。
(13歳、『病は気から』鑑賞)
バックステージツアーでは、役者さんがフレンドリーで写真も撮れて、いい思い出になりました。
(未回答、『しんしゃく源氏物語』鑑賞)
私は『寿歌』を見て、とても意味の深い話だと思いました。またストーリーがとてもおもしろかったのでまた見たいです。
(小学5年生、『寿歌』鑑賞)
始まりから『寿歌』の世界へ惹き込まれ、笑いあり、時折ふと涙が込み上げる場面もあり、とても楽しく観ることができました。劇場の雰囲気、舞台演出も素晴らしかったです。
(30代、『寿歌』鑑賞)
生の演劇、演奏、白いのに迫力のある衣裳と舞台どれも夢中になり、楽しむことができ、家族でとてもいい思い出ができました。
(40代、『グリム童話』鑑賞)
【お問い合わせ】
SPAC-静岡県舞台芸術センター 制作部
「私のあしながおじさんプロジェクト for Family」担当・雪岡
TEL:054-208-4008(舞台芸術公園)