12月より公演が始まる『象』の関連企画として、【平和学習プログラム】 ~家族伝承者による被爆体験講話を聞く~の開催が決定いたしました。
誰もが感じる不安や空虚、孤独を「ヒバクシャ」たちのすれ違いを通して描いた、劇作家・別役実の伝説的戯曲『象』。このたびSPAC-静岡県舞台芸術センターでは、本作の上演に合わせ静岡大学の協力のもと広島から被爆体験を語り継ぐ家族伝承者をお招きし、同大学で講話を行います。家族から受け継いだ被爆体験や実相、平和への想いをお話しいただくほか、『象』出演俳優のよる本作のリーディングや演出・EMMAのファシリテーションによる質疑応答の時間も設けます。
国際情勢の緊迫化により核兵器の脅威が高まる一方、原爆投下から79年が経過し、その惨禍は遠い歴史上の出来事になりつつあります。そのような中での日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞決定は世界に大きなインパクトを与えました。この機会に改めて「平和」について一緒に考えてみませんか?
講座概要
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◆ 講座日時
2024年11月28日(木) 13:00-14:30(12:45 開場)
◆ 講座会場
静岡大学 静岡キャンパス 共通教育L棟 201
※公共交通機関をご利用ください。自家用車の入構はご遠慮ください。
◆講座対象
大学生及び一般の方
◆講座定員
50名
≪タイムテーブル≫
家族伝承者(被爆二世)・細川洋さんによる講話【60分】
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『象』出演俳優による本戯曲(一部)リーディング(出演:阿部一徳、牧山祐大)【10分】
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質疑応答(ファシリテーション:『象』演出・EMMA)【15分】
お申し込みはこちらから(当日参加も歓迎!)
https://forms.gle/51vvrRN8VVPiq6h56
お問い合わせ
担当:制作部・雪岡純、佐藤美咲
電話:054-208-4008 メール:mail@spac.or.jp
被爆体験伝承者等派遣事業(広島原爆死没者追悼平和祈念館)
企画:SPAC-静岡県舞台芸術センター
後援:国立大学法人 静岡大学
協力:静岡大学 地域創造学環 立花由美子ゼミ、『象』制作インターン
▼公演情報
SPAC秋→春のシーズン2024-2025 #2
『象』
演出:EMMA(旧・豊永純子)
作:別役実
出演: 阿部一徳、小長谷勝彦、榊原有美、牧山祐大、吉植荘一郎、渡辺敬彦
日本語上演・英語字幕
12月7日(土) 18:30開演
12月8日(日)、14日(土)、 15日(日) 各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
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令和6年度日本博2.0事業(委託型)
主催:公益財団法人利賀文化会議、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
共催:公益財団法人静岡県舞台芸術センター