今年は東京日仏学院でも「Shizuoka春の芸術祭」のおすそわけをいたします!5月18日には「春の芸術祭」プレス発表、6月16日にはダニエル・ジャンヌトー講演会『暴力と演劇』が予定されています。
今年の春芸はフランス関連作品が盛りだくさんです。モリエールの喜劇『スカパンの悪だくみ』、フランスダンス界で話題の新鋭ピエール・リガルの『プレス』、オデオン座の若き芸術総監督オリヴィエ・ピィも『グリム童話』で昨年につづき登場、さらに舞台装置家としても有名なダニエル・ジャンヌトーが『Sarah Kane’s ブラスティッド』を日本人俳優と静岡でクリエーション。
というわけで、フランスの舞台芸術の紹介に力を注いでいる東京日仏学院とコラボレーションすることになりました。詳細は以下の通りです。
「Shizuoka春の芸術祭2009」の見どころをSPAC芸術総監督・宮城聰がご案内!終了後、懇談会も予定されております。
スピーカー:宮城聰(SPAC芸術総監督)、ダニエル・ジャンヌトー(演出家)
日時:5月18日(月)15:00〜
場所:東京日仏学院エスパス・イマージュ アクセスはこちら
※なお、当日Shizuoka春の芸術祭2009の記者発表とともに、青年団国際演劇交流プロジェクト2009『鳥の飛ぶ高さ』の記者発表も連続して行なわれますのであわせてご出席いただければ幸いです。
出席者:アルノー・ムニエ(演出家、『鳥の飛ぶ高さ』演出)、平田オリザ(劇作家・演出家、『鳥の飛ぶ高さ』翻案・演出協力)
出席を希望されるプレス関係者・演劇関係者はSPAC制作部までお電話でお申し込みください(Tel. 054-203-5730)。
講演会「暴力と演劇:サラ・ケインの『ブラスティッド』をめぐって」
スピーカー:ダニエル・ジャンヌトー(演出家)、ジャンヌトー演出『ブラス
ティッド』の出演俳優
1995年、生々しい暴力描写によってロンドン演劇界有数のスキャンダルとなったサラ・ケインの処女作『ブラスティッド』。
ところがよく読んでみると、この戯曲にはシェイクスピア、イプセン、ベケットなど、数々の「古典」戯曲への参照が含まれているという。
出演俳優によるリーディングを交えながら、演出家ジャンヌトーが21世紀の古典『ブラスティッド』の魅力を語る。
日時:6月16日(火) 19時00分〜
場所:東京日仏学院エスパス・イマージュ アクセスはこちら
料金:無料
使用言語:フランス語&日本語(同時通訳付き)
協力:ブリティッシュ・カウンシル
お問い合わせ:東京日仏学院(Tel. 03-5206-2500)