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2020年2月3日

<追加開催決定!>戯曲『メナム河の日本人』から遠藤周作を語る会

作・遠藤周作/演出・今井朋彦『メナム河の日本人』2月29日(土)に関連イベントの追加開催が決定しました!
遠藤周作さんと交流の深かった加藤宗哉さん(作家)、高橋千劔破さん(文芸評論家)、宮辺尚さん(元・新潮社編集部)をお招きし、「戯曲『メナム河の日本人』から遠藤周作を語る会」と題し、本作のご感想や遠藤さんと戯曲、劇団「樹座」についてなど大いに語っていただきたいと思います。
遠藤周作ファンのみなさま、文学好きのみなさま、ぜひこの機会をお見逃しなく!
 
「戯曲『メナム河の日本人』から遠藤周作を語る会」
2月29日(土)バックステージツアー終了後 17:15より45分間(予定)
会場:静岡芸術劇場2階カフェ・シンデレラ
定員:25名
 
 
加藤宗哉(かとう・むねや)
作家。1945(昭和20)年、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。学生時代に雑誌「三田文學」で遠藤周作編集長と出会い、以後、三十年に及ぶ師弟関係を結ぶ。作家となったのち、1997年より2013年まで「三田文學」編集長をつとめる。現在は日本大学芸術学部・非常勤講師。著書に「遠藤周作」(慶應義塾大学出版会)、「遠藤周作 おどけと哀しみ――わが師との三十年」(文藝春秋)、「愛の錯覚 恋の誤り――ラ・ロシュフコオ「箴言」からの87章」(グラフ社)、「モーツァルトの妻」(PHP文庫)など。最新刊に「吉行淳之介――抽象の閃き」(慶應義塾大学出版会)がある。
 
高橋千劔破(たかはし・ちはや)
1943年、東京都に生まれ埼玉県大宮市(現さいたま市)で育つ。66年、立教大学日本文学科卒業。同年、人物往来社に入社。 月刊「歴史読本」編集長、同社取締役編集局長を経て九六年退社。著書に『歴史を動かした女たち』『歴史を動かした男たち(古代・ 中近世編)』『歴史を動かした男たち(近世・近現代編)』(以上、中公文庫)、『赤穂浪士』(勉誠出版)、『花鳥風月の日本史』(河出文庫、尾崎秀樹記念「大衆文学研究賞」受賞)、『江戸の旅人』(集英社文庫)、『名山の日本史』 『名山の文化史』『名山の民俗史』『江戸の食彩 春夏秋冬』(河出書房新社)ほか。共著に『歴史と文学の回廊』全十四巻(ぎょうせい)、『忠臣蔵銘々伝』(成美堂出版)、『歴史・時代小説事典』(実業之日本社)ほか多数。『遠藤周作歴史小説集』全七巻(講談社)及び「会津士魂』全二十一巻(集英社文庫)の全巻解説なども。日本ペンクラブ副会長、日本文藝家協会理事。
 
宮辺尚(みやべ・ひさし)
1946年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。1970年新潮社に入社、雑誌「新潮」編集部、雑誌「小説新潮」編集部、出版部(書籍編集)の間を繰り返し異動して、30年間文芸編集者をつとめ、遠藤周作、三浦哲郎、大江健三郎、開高健、新田次郎、吉村昭、隆慶一郎、藤沢周平、渡辺淳一、宮部みゆき、宮城谷昌光、森村誠一など、純文学作家、エンターテインメント作家、推理作家、時代小説作家を幅広く担当する。のちに管理部門に移り、著作権管理室長を最後に退職。現在は有限会社「日本ユニ著作権センター」代表取締役。遠藤周作主催の素人劇団「樹座」には1977年から関わり、以後の全作品に出演する一方、幹部として出演者たちを取り仕切る係を劇団解散までつとめた。

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