SPACは次のステージへ───
2025年、SPACは財団設立30周年の節目を迎えます。
演劇の力で、人間への信頼の輪をひろげる
公益財団法人静岡県舞台芸術センターは、俳優、舞台技術・制作スタッフが活動を行う日本で初めての公立文化事業団として1995年に設立され、2025年に財団設立30周年を迎えます。演劇のプロフェッショナルとして、また日本の公共劇場・公共劇団のパイオニアとして、海外への発信や地域での人材育成活動など、演劇を通して多くの知見と人脈を得て磨き上げてきた「人」と「技術」を、今後はさらに企業やコミュニティと連携しながら、福祉・観光・人材育成など地域の活性や課題解決に活用していきます。演劇のエッセンスが日常生活に染み出し、人が集団で生み出す演劇の力を生活の中で実感することで、人間への信頼の輪を広げ、豊かな社会の実現を目指します。未来のために、SPACは次なる歩みをスタートします。
【発表!】「ふじのくに⇄せかい演劇祭」は、
「SHIZUOKAせかい演劇祭」に改称します。
「せかいとつなぐ(⇄)」から、「せかいがある(=)」へ ──
財団設立30周年の取り組みのスタートとして、毎年ゴールデンウィークにSPACが開催する演劇祭をリニューアルします。名称を「ふじのくに⇄せかい演劇祭」から、「SHIZUOKAせかい演劇祭」と改め、SHIZUOKAで様々な「せかい」に遭遇し、演劇が日常に活力をもたらす “ハレの場” となることを目指します。最先端の舞台芸術作品の上演に加え、市街地でもイベントが開催される演劇祭では、演劇/役者の魅力がSHIZUOKAの街にあふれでます。
世界を行き交う舞台芸術の知と肉体がこの一時、富士の麓に集います。これまでの名称の「⇄」行き交う矢印が、抽象的に富士山の形状と組み合わされ、往来と賑わいを表します。濃いブルーは、新たな芸術とその時その場所で出会う、一期一会の体験の深さもイメージしています。
ゴールデンウィークは「PLAY!ウィーク」に!
「SHIZUOKAせかい演劇祭」、そして「ふじのくに野外芸術フェスタ」、ストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡」の開催期間であるゴールデンウィークを「PLAY!ウィーク」と称し、「PLAY!」(遊ぶ/楽しむ/学ぶ/演じる)を合言葉に、これまで以上に新緑の静岡を盛り上げます。なかでも、メイン会場となる静岡市街地の駿府城公園は、「PLAY!」があふれる「PLAY! PLAY! PLAY! ガーデン」として賑わいを増します。園内では、海外の演劇ファンも注目する宮城聰×SPACの新作野外劇の上演と、10周年を迎えるストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡」のパフォーマンスが各所に展開することに加え、静岡の豊かな「食」体験や、県内でユニークかつ先端的な事業を生み出す企業の協賛によるアクティビティも登場!そこへさらに、俳優によるひと味違った“おもてなし”が加わり、幅広い世代が集い楽しむ演劇のテーマパークとなります。
【速報!】
SHIZUOKAせかい演劇祭2025 上演演目<一部>発表
いま、最も注目すべき演出家たちの話題作が初来日!
2025年4月26日-5月6日
静岡芸術劇場、舞台芸術公園、駿府城公園ほか
★詳細は演劇祭特設サイトへ
演劇祭特設サイト(ティザーページ|2月中旬 本オープン)
https://festival-shizuoka.jp
チケット発売日 一般前売り開始 3月中旬を予定