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2022年5月24日

2022年度SPAC年間上演ラインナップ

2022年、SPACは25周年を迎えます。

1997年の活動開始から四半世紀。SPACは“演劇の力”を信じ、静岡から世界へ、そして次世代へと活動を広げてきました。これからも一層地域に根をはり、「世界を見る窓」となるよう、歩みを進めてまいります。

 
◎公演内容等は、都合により変更になる場合がございます。
◎2022/1/21ページ公開、5/24追記(『夜叉ヶ池』中高生鑑賞事業公演・『弱法師』・県内出張公演)
 
4-5月 会員特典:招待対象公演あり

ふじのくに⇄せかい演劇祭2022

毎年ゴールデンウィークに開催している国際演劇祭。同時開催の「ふじのくに野外芸術フェスタ」、ストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡」とともに、注目の舞台芸術に出会えるフェスティバル。新緑の静岡ならでは「お茶摘み体験」など関連イベントもございます。

★「ふじのくに⇄せかい演劇祭」特設ウェブサイトはこちら
★「ふじのくに⇄せかい演劇祭」のこれまでの歩みはこちら


 
5月 ふじのくに野外芸術フェスタ2022静岡

『ギルガメシュ叙事詩』【新作】

台本・演出:宮城聰
(ラピス・ラズリ版「ギルガメシュ王の物語」月本昭男訳による)
音楽:棚川寛子
人形デザイン:沢則行
[会場] 駿府城公園

古代メソポタミアの都市国家ウルクの王ギルガメシュは、都市建設のためにレバノン杉の森を伐採した罰として友を失い、不死を求める旅に出る。フランス国立ケ・ブランリー美術館からの委嘱を受け、演出家・宮城聰がチェコを拠点に世界的に活躍する人形劇師・沢則行とタッグを組み、壮大なスケールで描く人類最古の英雄文学!

★詳細はこちら


 

5-6月 中高生鑑賞事業公演のみ

『夜叉ヶ池』(やしゃがいけ)

演出:宮城聰
作:泉鏡花
[会場] 静岡芸術劇場、下田市民文化会館

 
8月 人材育成事業

SPACシアタースクール2022

学校では触れることの少ない「演劇の面白さ・奥深さ」を静岡県の子どもたちと保護者の方々に知っていただくため、2007年にスタート。参加者は、SPAC俳優による指導のもと、「舞台に立つためのからだづくり」を学び、作品を創作・発表する。

★シアタースクールのこれまでの歩みはこちら


 
8月 人材育成事業 会員特典:招待対象公演

SPAC-ENFANTS-PLUS 新作公演

振付・演出:メルラン・ニヤカム
振付アシスタント:太田垣悠
[会場] 静岡芸術劇場

カメルーン出身でフランスを拠点に活躍する振付家・ダンサーのメルラン・ニヤカムと、オーディションで選ばれた静岡の中高生、そして55歳以上のメンバーによる、世代をつなぐダンスプロジェクト。2019年よりワークショップ・創作稽古を積み重ね、いよいよ新作公演へ。

★新作公演についてはこちら
★SPAC-ENFANTS(スパカンファン)プロジェクト、SPAC-ENFANTS-PLUS(スパカンファン-プラス)プロジェクトのこれまでの歩みはこちら


  
9月

『みつばち共和国』【再演】

メーテルリンク『蜜蜂の生活』に基づく
作・演出:セリーヌ・シェフェール
[会場] 舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」
<出張公演>沼津市民文化センター、浜松市勤労会館(Uホール)でも上演いたします!

四季を通して移ろう風景と、みつばちたちの神秘的な営み。養蜂家でもあった作家メーテルリンクのエッセイ『蜜蜂の生活』をもとにした演劇作品を、SPACが2020年に日本語版として創作。大人も子どもも楽しめる本作は好評を博し、22年、緑豊かな自然に囲まれた舞台芸術公園で再び上演される。

★2020年の公演ページはこちら
★2021年の公演ページはこちら

静岡公演・浜松公演|主催:静岡県舞台芸術センター
沼津公演|主催:(公財)沼津市振興公社、共催:沼津市教育委員会


 
9月 「自然と共生する舞台芸術――世界の未来に向けて」

『弱法師』(よろぼし)

演出:石神夏希
作:三島由紀夫(『近代能楽集』より)

[会場] 富山県利賀芸術公園(会場未定)、静岡県舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」

劇作家・石神夏希を演出に迎え、新作『弱法師』を利賀(富山県)と静岡にて上演します。
★出演者オーディションについてはこちら

 
9-11月 会員特典:招待対象公演
SPAC秋→春のシーズン2022‐2023 #1

『ペール・ギュント』【再演】

演出:宮城聰
作:ヘンリック・イプセン
[会場] 静岡芸術劇場
<出張公演>磐田市民文化会館でも上演いたします!

ノルウェーの片田舎を飛び出し、自由奔放なペール・ギュントは世界中を駆け巡る…。
一人の男の波瀾万丈物語を、宮城聰は本作が書かれた明治期の「日本」のアイデンティティの話へと読み替えた。すごろくをモチーフにした仕掛け満載の舞台を出演者たちが駆け回る!

★2012年の公演ページはこちら

静岡公演|主催:静岡県舞台芸術センター
磐田公演|主催:磐田文化振興会、共催:磐田市、後援:磐田市教育委員会


 
11-12月 会員特典:招待対象公演
SPAC秋→春のシーズン2022‐2023 #2

『守銭奴』【新作】

演出:ジャン・ランベール=ヴィルド
作:モリエール
[会場] 静岡芸術劇場

ドケチな商人アルパゴンが惚れたのは、貧しい娘・・・しかも息子の恋人?!金か、はたまた恋か?喜劇王モリエールの代表作が、『妖怪の国の与太郎』に続くフランス人演出家ジャン・ランベール=ヴィルドとSPAC俳優のタッグで、新たな痛快ドタバタコメディに生まれ変わる。


 
2023年・1月 会員特典:招待対象公演
SPAC秋→春のシーズン2022‐2023 #3

『リチャード二世』【新作】

演出:寺内亜矢子
作:ウィリアム・シェイクスピア
[会場] 静岡芸術劇場

我欲と裏切り、己の正義のためなら手段を選ばない暴君の転落劇は見どころ満載。シェイクスピアの数ある史劇の源流となるイングランド王リチャード二世の物語を、SPAC俳優としてまた『忠臣蔵2021』の共同演出など演出家としても活躍目覚ましい寺内亜矢子が、鮮やかに描く。


 
2023年・2-3月 会員特典:招待対象公演
SPAC秋→春のシーズン2022‐2023 #4

『人形の家』【新作】

演出:宮城聰
作:ヘンリック・イプセン
[会場] 静岡芸術劇場

愛情深い夫と三人の子どもに恵まれ、ノラは幸せに暮らしていた。しかし、ある日彼女の秘密が夫に知られたことをきっかけに、ノラは「自分はかわいがられるだけの人形のようであった」と気づき…。
世界の名だたる演出家たちが挑戦してきたイプセンの傑作社会劇、宮城聰の初演出に注目が集まる。


 
 
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