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2023年4月3日

2023年度SPAC年間上演ラインナップ(6/5更新)

あなたの街で、あなたに向けて───
2023年度も選りすぐりの舞台作品をお届けしてまいります。

ゴールデンウィークの「ふじのくに⇄せかい演劇祭」に始まり、静岡県の「東アジア文化都市*」春の式典において、宮城聰の代表作『天守物語』が駿府城公園にて上演されます。同作はさらに浜松城公園にも登場。夏にかけては、「てあとるてをとる」や「スパカンファン-プラス」など、さまざまな世代が演劇やダンスに触れることのできる作品が並びます。そして秋から春まで古今東西の名作を上演するシーズンプログラムは3作品。静岡ゆかりの『伊豆の踊子』は、静岡市のみならず県内各地で上演予定。SPACがその蓄積を総動員してお届けする新作喜劇『ばらの騎士』にも、どうぞご期待ください。

*2023年1〜12月、静岡県が中国・韓国の都市と連動し、県内各地で行う文化イベント。
「東アジア文化都市2023静岡県」SPAC関連情報はこちら

 
◎公演内容等は、都合により変更になる場合がございます。
 
4-5月 会員特典:招待対象公演あり

ふじのくに⇄せかい演劇祭2023

毎年ゴールデンウィークに開催している国際演劇祭。今年は静岡県が「東アジア文化都市」に選ばれ、その交流の場としても注目されます。同時開催のストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡」もさらにパワーアップ。新緑の静岡に演劇があふれます。

★「ふじのくに⇄せかい演劇祭」特設サイト
★「ふじのくに⇄せかい演劇祭」のこれまでの歩みはこちら


 
 
5月 ふじのくに野外芸術フェスタ2023静岡/浜松

『天守物語』

演出:宮城聰
作:泉鏡花
音楽:棚川寛子
[会場] 駿府城公園/浜松城公園

この世ならぬものの棲む白鷺城天守閣第五重。その主、美しき富姫と、若き侍・図書之助。異界の者同士の間にだけ許される純粋な恋───。泉鏡花の幻想世界が、目にも鮮やかな大規模野外劇として登場!アジアの多様な演劇の伝統を現代の新しい創作に昇華させた宮城聰の代表作が、家康公ゆかりの二つの居城に華ひらきます。

★『天守物語』特設サイト
★2019年の公演ページはこちら


 
 
7月 てあとるてをとる

『ちかくにあるとおく~鏡の国のアリスより~』

2022年よりスタートしたSPACの“インクルーシブシアター”。赤ちゃんからお年寄り、障がいのあるなしに関わらず、すべての人に「えんげき体験」をお届けするプロジェクトです。ゲートをくぐると、そこはすべてがさかさまな「鏡の国」。チグハグな冒険が紡ぎだすあなたの特別な物語。

構成・演出・美術:深沢襟 
音楽:棚川寛子
[日時]
<ベイビー向け公演>7月22日(土)、24日(月)各日10:30開演
<バリアフリー公演>7月22日(土)、24日(月)各日15:00開演
          7月23日(日)10:30/15:00開演
[会場] 静岡芸術劇場 1Fロビー

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8月 人材育成事業 SPAC-ENFANTS-PLUS(スパカンファン-プラス)  会員特典:招待対象公演

Reborn(リボーン)-灰から芽吹く-』

振付・演出:メルラン・ニヤカム
振付アシスタント:太田垣悠
[日時] 8月5日(土)、6日(日)各日14:00開演
[会場] 静岡芸術劇場

カメルーン出身でフランスを拠点に活躍する振付家・ダンサーのメルラン・ニヤカムと、オーディションで選ばれた静岡の中高生&55歳以上のメンバーによる、世代を超えたダンスプロジェクト。2022年の初演で好評を博した同作品をブラッシュアップして再演します。

★2022年の公演ページはこちら
★SPAC-ENFANTS(スパカンファン)プロジェクト、SPAC-ENFANTS-PLUS(スパカンファン-プラス)プロジェクトのこれまでの歩みはこちら


 
 
8月 人材育成事業

SPACシアタースクール2023

学校では触れることの少ない「演劇の面白さ・奥深さ」を静岡県の子どもたちと保護者の方々に知っていただくため、2007年にスタート。参加者は、SPAC俳優・スタッフによる指導のもと、「舞台に立つためのからだづくり」を学び、作品を創作・発表します。

上演作品『グスコーブドリの伝記』
構成・演出:中野真希
作:宮沢賢治
[発表会日時] 8月19日(土)、20日(日)各日16:00開演
[会場] 静岡芸術劇場

★【参加者募集!】SPACシアタースクール2023 詳細はこちら
★シアタースクールのこれまでの歩みはこちら


 

SPAC秋→春のシーズン2023‐2024 詳細はこちら

   
10-11月 会員特典:招待対象公演
SPAC秋→春のシーズン2023‐2024 #1

『伊豆の踊子』【新作】

台本・演出:多田淳之介
作:川端康成
映像監修:本広克行
[日程] 10月7日(土)、29日(日)
    11月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)
[会場] 静岡芸術劇場
<出張公演>県内各地でも上演予定!

孤独から逃れるためひとりで旅する青年。その道中で出会った踊子の少女に恋心を抱き、歪んでいた心がほぐされていくが、別れの時は近づき・・・。川端康成の伊豆旅行体験を元にした作品を舞台化。作中に登場する風光明媚な地の撮り下ろし映像を演出に組み込み、新感覚の「観光演劇」としてお届けします。


 
 
12月 会員特典:招待対象公演
SPAC秋→春のシーズン2023‐2024 #2

『お艶の恋』【新作】

台本・演出:石神夏希
原作:谷崎潤一郎『お艶殺し』
[日程] 12月2日(土)、9日(土)、10日(日)
[会場] 静岡芸術劇場

裕福な質屋の一人娘・おつやと、奉公人・新助の駆け落ちのてんまつを描いた、文豪・谷崎潤一郎の初期小説『お艶殺し』。情熱のままに突き進み、転落し、それでも恋することを止めない若者たちの生命力あふれる姿を、新鋭・石神夏希が現代に通じる物語として描き出します。


 
  
2024年1月-3月 会員特典:招待対象公演
SPAC秋→春のシーズン2023‐2024 #3

『ばらの騎士』【新作】

演出:宮城聰 ・寺内亜矢子
作:フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
[日程] 2024年1月7日(日)、8日(月祝)、13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)
       3月10日(日)
[会場] 静岡芸術劇場

リヒャルト・シュトラウス作曲のオペラとして知られるホーフマンスタールの傑作台本を、宮城聰と寺内亜矢子の共同演出で、明治時代の日本を舞台にした軽快な喜劇に仕立てます。鹿鳴館を彷彿とさせる華やかな洋装が観客の目を楽しませ、恋や駆け引き、心の機微を俳優たちのダイナミックな生演奏が彩ります。


 
 
 
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