SPACでは2020年度も古今東西の選りすぐりの演劇作品を上演するとともに、演劇の楽しさを広く知っていただくため、多彩な人材育成事業を実施します。
*なお、グランシップでは2020年9月~2021年9月(2021年のゴールデンウィークを除く)改修工事を実施します。秋→春のシーズン2020-2021の3作品は、県内文化施設15ヶ所以上を巡回して中高生鑑賞事業を行うとともに、一般公演を5回程度予定しています。
*新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受け、複数の事業が中止または延期となっています。公演を楽しみにされていた皆様には深くお詫び申し上げます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。中止となった事業一覧はこちらをご確認ください。
4-5月 開催中止
ふじのくに⇄せかい演劇祭2020
2020年4月25日(土)~5月6日(水・祝) 会場:静岡芸術劇場・舞台芸術公園
世界の演劇シーンをリードする演出家たちの新作・日本初演作が一堂に会するほか、関連イベントも多数開催!★今年の上演ラインナップはこちら
中止に伴い同期間に、本来「ふじのくに⇄せかい演劇祭2020」を通して実現するはずだった、「演劇によって地域と世界が直接つながり交流する」ことをこの状況下で可能な手段によって実現する企画「くものうえ⇅せかい演劇祭」を開催。
5月 開催中止
ふじのくに野外芸術フェスタ2020静岡 宮城聰演出SPAC公演
アンティゴネ
2020年5月2日(土)~5日(火・祝) 会場:駿府城公園
構成・演出:宮城聰
作:ソポクレス
訳:柳沼重剛
音楽:棚川寛子
空間構成:木津潤平
衣裳デザイン:高橋佳代
照明デザイン:大迫浩二
ヘアメイク:梶田キョウコ
出演:SPAC
「アヴィニョン演劇祭2017」のオープニングを飾り、2019年、世界の名だたるアーティストが公演を行うパーク・アベニュー・アーモリー(ニューヨーク)で上演、絶賛された宮城聰の代表作『アンティゴネ』が、ついに静岡での凱旋公演を果たす!<特設ページはこちら>
8月 開催中止
静岡県文化プログラム
忠臣蔵2020
2020年8月16日(日) 会場:グランシップ大ホール
総合演出:宮城聰
作:平田オリザ
SPAC俳優と公募により集まった県民総勢100名がグランシップ大ホールの壮大な空間で「世界に通用するクオリティ」を持った群集劇を創作!
★出演者募集の詳細はこちら
8月 2021年度へ実施延期
【人材育成事業】
SPACシアタースクール
2020年8月22日(土)・23日(日) 会場:静岡芸術劇場
※本年度は代替プログラムとして、8月に、中学2年生~高校2年生の本事業参加経験者を対象とした、インターネットを使用してのワークショップの開催を予定しています。
学校では触れる機会の少ない演劇の面白さや奥深さを、地域の子どもたちとその保護者の方々に知ってもらうことを目的として、2007年にスタート。SPAC俳優による指導のもと、身体や発声に関する様々なプログラムを通じて「舞台に立つためのからだづくり」を学び、静岡芸術劇場で作品を発表する。
★シアタースクールのこれまでの歩みはこちら
8月 2021年度へ実施延期
【人材育成事業】
SPAC-ENFANTS-PLUS(スパカンファン-プラス)プロジェクト
ワーク・イン・プログレス成果発表会
2020年8月22日(土)・23日(日) 会場:舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」
※本年度は代替プログラムとして、8月にダンスかんぱにー「SPAC-ENFANTS-PLUS=スパカンファン-プラス」のメンバーを対象とした、インターネットを使用してのワークショップの開催を予定しています(非公開)。
静岡県の中高生が、フランスを拠点に活動する振付家・ダンサーのメルラン・ニヤカム氏とともに、芸術表現として世界に通用するダンスを創作する国際共同制作プロジェクト。
19年度からは55歳以上のメンバーが加わり、世代をこえたダンスの可能性を探る10日間の創作ワークショップおよび成果発表会を行った。20年度以降もワーク・イン・プログレスとして事業を継続し、フルサイズの作品としての上演を目指す。
★SPAC-ENFANTS(スパカンファン)プロジェクト、SPAC-ENFANTS-PLUS(スパカンファン-プラス)プロジェクトのこれまでの歩みはこちら
9月 2021年度に延期
【新作】
House of Us-Hamlet
Sometimes I feel so lonely even my shadow disappears (原題)
2020年9月19日(土)~22日(火・祝)・26日(土)・27日(日) 会場:舞台芸術公園
企画:イリーナ・ブルック
国際的に高い評価を受ける演出家イリーナ・ブルックがSPACに登場!舞台芸術公園内の複数の空間を会場とし、約3ヶ月の滞在により演劇/ドラマの枠を超えた創作を行なう。
この作品を通してブルックが描くのは、自身の母で女優であったナターシャ・パリー。私生活では家に籠り新聞の切り抜きに埋もれていた母の姿に、海外でも関心の高まる「ひきこもり」を重ね、現代社会における孤独や孤立を浮かび上がらせる。
助成:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
10月 日程変更
【新作】
みつばち共和国
2020年10月10日(土)・11日(日)・17日(土)・18日(日)・24日(土)・25日(日)
会場:舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」
モーリス・メーテルリンク『蜜蜂の生活』に基づく
作・演出:セリーヌ・シェフェール
出演:SPAC
『青い鳥』で知られる作家メーテルリンクの詩情あふれるエッセイ『蜜蜂の生活』をもとに、アニメーションを巧みに取り入れ、蜜蜂の生態と神秘に迫る幻想的な演劇作品。子どもも大人も心から楽しむことができる本作を、SPACが日本語版として新たに創作。自然と舞台芸術が共生する舞台芸術公園ならではの新たなレパートリー作品が誕生する!
2020年9月-12月
秋→春のシーズン2020-2021 #1 【再演】
妖怪の国の与太郎
一般公演
2020年11月14日(土) 会場:掛川市生涯学習センター
2020年12月19日(土)・20日(日) 会場:静岡市民文化会館
演出:ジャン・ランベール=ヴィルド、ロレンゾ・マラゲラ
台本・翻案・ドラマツルギー:ジャン・ランベール=ヴィルド、平野暁人、出演者ならびにワークショップ参加俳優一同
翻訳:平野暁人
音楽:ジャン=リュック・テルミナリアス、棚川寛子
出演:
大内智美◇、大内米治◆、木内琴子、木皮成◇、貴島豪◆、小長谷勝彦◆、本多麻紀◇、三島景太、
宮城嶋遥加、森山冬子◆、山崎皓司◇、吉植荘一郎、渡辺敬彦 [50音順]
※一部ダブルキャストによる上演となります。
◇ … 11月7日までの出演(中高生鑑賞事業公演のみ)
◆ … 11月12日からの出演(中高生鑑賞事業公演および一般公演)
日本の「妖怪」に魅せられたフランス人演出家ジャン・ランベール=ヴィルドが、妖怪の国に迷い込んだ主人公の奇想天外な旅を描く愉快な音楽劇!
★2018年度の公演ページはこちら
2021年1月-2月
秋→春のシーズン2020-2021 #2 【再演】
病は気から
一般公演
2021年1月23日(土)・24日(日) 会場:静岡市民文化会館
潤色・演出:ノゾエ征爾
原作:モリエール
出演:SPAC
「1万人ゴールド・シアター」や東京芸術祭の大規模野外劇を任されるなど、今最も勢いのある演出家・ノゾエ征爾。その手腕を発揮し、モリエールの喜劇をポップな現代劇に仕立てた本作が待望の再再演!
★2017年度の公演ページはこちら
2021年2月-3月
秋→春のシーズン2020-2021 #3 【再演】
ハムレット
一般公演
2021年2月6日(土)・7日(日) 会場:静岡芸術劇場 追加決定!(10/9追記)
2021年2月11日(木・祝) 会場:下田市民文化会館
演出:宮城聰
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:小田島雄志
音楽:棚川寛子
出演:SPAC
宮城聰が2008年に手掛けたシェイクスピアの傑作悲劇『ハムレット』。数々の名セリフ、透明感のあるアジア風の衣裳、俳優たちの生演奏が彩る珠玉の舞台がここに。
★2014年度の公演ページはこちら
※都合によりタイトル及びラインナップの変更・追加の可能性があります。
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