ブログ

2013年7月29日

<制作部よもやまブログ#46>SPACに来て・・・

初めまして。4月からSPACに参りました制作部1年生の平田大(ひらただい)です。

新卒でないものの、この業界は全く初めてで、宮城芸術総監督はじめ大勢の同僚の方に助けられ生き延びています(笑)

そしてこのブログで何をお伝えすればいいのか…
2日悩んで、締切前日に先輩の丹治さんにアドバイスを乞う事にしました。
こんなことでも助けてくれます。

「SPACに来て、驚いた事とかいいんじゃない?」
的確なアドバイスをいただけました。

ということで、SPACに来てからの驚きを、
といいますか、以前から頭で理解はしていたのですが、SPACではごく当たり前のこと、つまりSPACの特徴というものなのですが…
それは俳優さんたちが身近にいること。

ご存知のようにSPACは劇場のことだけでなく劇団のことでもあり、専属の俳優がいます。
そのため、監督・俳優、技術スタッフ、制作スタッフがそれぞれの分野で力を発揮しながら、一つの公演を共に創り上げ、実績を一つ一つ積み重ねてきました。
今年でSPACは16年目に!

制作スタッフがいつも仕事をしている制作室からドア2枚で舞台裏になっていたり、
俳優やスタッフのほとんどが毎日、制作室の前を通って劇場やリハーサル室、作業場、楽屋に行くため、
頻繁に顔を合わせます。

劇場で稽古が行われているときは、声も聞こえます!

そして俳優は舞台に立つだけではなく、制作スタッフとともに様々な活動も行っています。

現在、私が担当しているのは、県内の小学6年から高校2年までの子どもたちが参加して演劇を創り上げるシアタースクールです。このプロジェクトで俳優は演出家や舞台監督、アシスタントとして子どもたちの演技指導を行っています。

blog_hirata0729

子どもたちが稽古に来る12時半までの、そして稽古が終わった18時からの毎日のミーティングでいろいろな情報を共有し、子どもたちを迎える準備をします。

子どもたちの出欠の確認、稽古の様子、稽古のスケジュールや子どもたちへの連絡事項等々を共有。
子どもたちや保護者の方に読んでもらう学級通信ならぬ「シアタースクール通信」もアシスタントをしている俳優さんたちに協力してもらい作成しています。

現在進行中のシアタースクール。HPも是非チェックしてみてください!
★シアタースクールの詳細はこちら

では、今回はこの辺で失礼します。

次回のよもやまブログもお楽しみに!