7月19日から、連続の稽古がはじまりました!それぞれ、学校やほかの習い事などもある中、日々元気に来て、演劇と向き合う姿勢がひしひしと伝わってきました!
そして7/28からは、3週間にわたり5日間連続の稽古が始まっています!みんなと稽古ができる回数も、数少なくなっていますね。
1回1回の稽古を大切に取り組むことはもちろんですが、なんといっても身体が資本です!
疲れた時、少しでも体調がすぐれないときは無理をせず、本番に全員で舞台に立てるよう取り組んでいきましょう!
☆舞台衣裳について
シアタースクールの公演では、“ベース衣裳”の上にそれぞれの役に合わせた衣裳を着たり、飾りや小物を付けたりします。ベース衣裳とは出演者全員が着るおそろいの衣裳で、無地の半袖のトップスにハーフパンツと、シンプルな作りになっています。
この上に衣裳スタッフによる手作りの衣裳をつけて、役柄を表現していきます。今年は、どんな衣装になるのか、お楽しみに!
☆音楽創作に挑戦!
今までは手拍子でリズムのトレーニングをしてきましたが、今回は楽器を使った演奏に挑戦!作品に向けての演奏の前に、「春夏秋冬」のテーマに合わせた音楽創作に取り組みました。数十分という短い時間ではありましたが、どんなスピード感で、どんなリズムで、そしてどんな楽器を使って各季節の音楽を表現するのか。
少ない楽器でも組み合わせやアイディア次第で多様な表現ができることを学びました!アシスタント俳優もびっくりするほどのクオリティでしたね!
☆スイス人演出家 ジョアンさんが見学!
スイスのジュネーヴにあるシアター・アム・ストラム・グラム(Théâtre Am Stram Gram)の芸術監督を務めている、スイス人演出家ジョアン・モンパール(Joan Mompart)さんがシアタースクールの見学にきました!
見学後に、ジョアンさんからスクール生へメッセージをいただきました!
『僕は25年前にSPACへ来たことがあります。
その時は、ギリシャ悲劇の作品で俳優として出演して、鈴木忠志さん(SPACの初代芸術総監督)も宮城聰さんもいました。今日来ることができて、とても嬉しいです。
今は、スイスのジュネーヴという都市で0~18歳までの、若い人たちのための劇場で働いています。
皆が取り組んでいる『星の王子さま』は、色々なことを教えてくれると考えています。外国の子どもたちもみんな読んでいるし、面白い作品だと思っています。
皆の稽古を見ていて、発声がよくて、いいリズム、いいテンポで読めていますね!
これからも頑張ってください!ありがとうございました!』
来週からは、いよいよ舞台での稽古が始まります。
次回のブログもお楽しみに!
SPACシアタースクール2025 発表会
『星の王子さま』
演出・脚本:中野真希
原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
出演:静岡県内の中学校1年生から高校3年生/30名
8月16日(土)、17日(日)各日16時開演
会場:静岡芸術劇場
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