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2014年7月30日

★シアタースクール通信 1&2号★ ふりかえり(7/13~26)

学校では触れることのできない演劇の面白さ、
奥深さを若い人たちに知ってもらうことを目的としてスタートし、
今年で8年目を迎えるSPACシアタースクール
今回は43名の参加者が集まり、7月13日(日)に始まりました。
参加者たちは、SPAC俳優たちによる指導のもと、
身体や声に関する様々なプログラムに取り組み、
「舞台に立つためのからだづくり」を学んでいきます。
8/16(土)・17(日)の発表会に向けた、
日々の様子をこの「シアタースクール通信」でお伝えしていきます!

7/13(日)  1日目
「SPACシアタースクール2014」いよいよ始動!今回は43名の参加者が集まり、初日を迎えました。この日は説明会、自己紹介、靴のフィッティングなどの後に、さっそく呼吸や動き、台本の読み合わせを行いました。
 
 
 
 
7/19(土)  2日目
SPACといえば、スズキ・メソッド。前芸術総監督の鈴木忠志が考案した俳優訓練法です。半袖・短パンに足袋、が基本スタイル。眞田里子先生によるダンス稽古も始まりました。普段はしないようなさまざまな動きを通して、身体を活性化させていきます。
 
 
 
 
 
7/20(日)  3日目
眞田先生によるダンスレッスン。柔軟・ストレッチからだんだんと振り付けへ。戸惑いつつもみな飲み込みが早い!その後は、指広げ→発声→スズキ・メソッド。メソッドでは経験者が初参加者のフォローに入る場面も。「力強い声を出すには、たくさん息を吸うことが大事」。演出の中野さんが何度も言っていました。
 
 
20140721_P1150414魔法使い7/21(月)  4日目
アシスタントの永井さんによるシアターゲームの時間が最初にありました。エア長なわとび、魔法使いの手、鏡、エアビーチバレー、ジェスチャーリレー。「自分本位に動くのではなく、相手に合わせて動く」がねらいでした。これもまた舞台に立つための基礎のひとつですね。
 
 
 
7/23(水)  5日目
初めての「歩行」。力強くすばやい動きのスズキ・メソッドとは違って、床を「押さない」イメージでゆっくりと歩き、重さを感じさせないためのレッスン。いろんな体のコントロールの仕方を身につけよう。この日は永井さんによるリズムトレーニングもありました。初めてのエッグシェーカー。ドラム、トーンチャイムなどの楽器も加えて全員で合奏。
 
7/24(木)  6日目
スズキ・メソッドのねらいのひとつは、「対象と向き合う」こと。「重心」と「呼吸」を意識して自分の身体をコントロールする。舞台俳優の基礎中の基礎となる大事な時間。この日は参加者同士で向かい合っての「スタチュー」(彫像の意。すばやく姿勢を変化させ、力強く対象と向き合うための訓練)をたっぷりとやりました。場面稽古では役がだんだんと決まってきましたね。
 
7/25(金)  7日目
眞田先生再び。ストレッチ、ウォーキングからダンスの振り写しへ。新たな振りもあるなか、懸命に先生についていくみんな。やっぱり飲み込みが早い。この日はビデオ鑑賞も。SPAC俳優の演技を見て、盗めるものは盗もう!
映像リスト:ディオニュソス、天守物語、マハーバーラタ、モモ(映画)
 
  
7/26(土)  8日目
『モモ』の場面稽古の時間が増えてきました。役もほぼすべて決まり、まずはセリフを完璧に覚えて自分のものに。できるだけ身体を自由にしてみんなでベストのパフォーマンスをつくりあげよう!
 
 
 
 
 
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SPACシアタースクール2014
発表会『モモ』
8/16(土)・17(日)
各日18:00開演
舞台芸術公園 野外劇場「有度」
*詳細は画像をクリック

     

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「SPACシアタースクール」とは・・・
*詳細は画像をクリック