本日静岡芸術劇場にてSPAC県民劇団の出演者を募る、上演企画プレゼンテーションが行なわれました。
プレゼンテーションをしてくれたのは2010年度SPAC県民劇団だった「がくらく座」の代表・佐藤剛史さん。
そしてSPACサテライト劇団「劇団静火」代表の渡辺亮史さんです。
そもそもSPAC県民劇団?SPACサテライト劇団??という方のために簡単にお話しさせてください。
SPAC県民劇団とはSPACの人材育成事業のひとつで、SPACからの助成を受けながら舞台芸術公園内にある稽古場で稽古を行い、野外劇場「有度」での公演を行う劇団のことです。
そしてSPAC県民劇団ができるには、
① SPAC県民劇団を立ち上げたい人(演出家・制作者)が「上演企画」を応募します。
② 「上演企画」がSPACの審査を通ったら、自分の企画をプレゼンテーションでアピールし、参加メンバーを募ります。
③ SPAC県民劇団に参加したい人(出演者・スタッフ)は、プレゼンテーションに参加し、自分が参加したい企画に応募します。参加希望者の中でSPACの人材育成事業への参加経験のある人が劇団員の半数以上かつ10名以上いれば、SPAC県民劇団の結成です!
よって今日は②と③が行なわれたわけなんですね!
そしてそして応募の結果、「がくらく座」は今年度もSPACの県民劇団として公演を行なうこととなりました!!新たなメンバーのもと、「がくらく座」は10月の公演に向けて走りだします!
・・・とちょっと待てよ。「劇団静火」は?SPACサテライト劇団って??
SPACサテライト劇団というのは、2年間の助成期間を終えてSPAC県民劇団を卒業し、SPACからの助成を受けずに活動を続ける独立した劇団のことです。だからSPAC県民劇団を大学に例えたらSPACサテライト劇団は大学院みたいなものですね!こちらも5月から稽古を始めて10月に公演を行います。「劇団静火」は今回新メンバーを募るために上演企画プレゼンテーションを行なったというわけなんですね。
「仕事をしている人、学生をしてる人、歓迎です。命をかけないで演劇をしましょう。(笑)」と「がくらく座」佐藤さん。
「命をかける手前まで演劇をやる。能動的に演劇をやりましょう。」と「劇団静火」の渡辺さん。
それぞれに異なる魅力のあるプレゼンテーションでした。「劇団静火」は10月7日(金)・8日(土)に、「がくらく座」は10月15日(土)・16日(日)に舞台芸術公園の野外劇場「有度」にて公演を行います!「がくらく座」「劇団静火」の今後に乞うご期待!!