シアタースクール2011の参加者たちのほとんどが、待望の夏休みを迎えました。
それに伴って、8月14日の発表会当日まで
週6日のスケジュールでの稽古が始まりました。
役も徐々に決まり出し、場面稽古を観ていると、
日々『モモ』が形づくられていくのが手に取るように分かります。
稽古中の参加者の真剣な表情をちょっとご紹介しましょう。
日を追うごとに集中力が高まる参加者の眼差しは、
私たちの感動を毎日新たなものにしてくれます。
そんな中、今週26日、
舞台に欠かせない要素である衣裳のフィッティングが行われました。
皆でお揃いの、ベースとなる衣裳。
これに、今後それぞれの役に合わせて衣裳や小物が追加されていきます。
↓丈をチェックしているのは、衣裳担当の駒井さん。
さらに27日には、SPAC文芸部・大岡淳が参加者と保護者の方々に向けて
「演劇講座」を行ないました。
約1時間という短い時間でしたが、近現代の演劇史をかけめぐり、
明治時代の日本における西洋文化
(例:音楽・美術をはじめ、セーラー服や詰襟など!)
の受容にまで話が及んだひとときも。
映像資料もふんだんに用いられ、
参加者たちはアングラ演劇や小劇場演劇に興味津津…!?
講座と名のつく学びの時間ではありましたが、
ほっと一息ついて笑い声をあげられるリラックスしたひと時になりました。