8月に入り、発表会まであと2週間を切りました!
場面ごとの稽古も、ずいぶんと熱の入った様子。
これまではそれぞれの役柄の大きなイメージをつかむことが主でしたが
だんだんと参加者の皆さんの役づくりが深まってきます。
そんな皆さんのパワーに合わせて、
中野先生やアシスタント達からのダメ出しもどんどん飛びます。
(※「ダメ」…なんていうと言葉がきつい感じもありますが、演出的な指示・指摘です)
「もっと声で相手を押して」
「○○さんの台詞を受けて動いて」
「そこで自分の身体はどう変わった?」
なんて、ちょっと抽象的なコメントも。
それでもしっかり応えてくれる参加者たち。
ひとつの場面を細かく振り返りながら何度も何度も繰り返していると
台詞や場面のテンポがみるみるよくなっていきます。
新しい場面の台本が配られたらすぐに全部の読み仮名を自分で確認していたり
場面稽古が続く中、誰にも言われなくてもきちんと自分たちで気付いて
次の場面の登場準備をしていたり
自分たちが向かうべき方向に、しっかりと視線と意識がいくようになりました。
そして何より、「お客さんを魅せる」という言葉が出始めたのは
お客様を意識するレベルに参加者たちが近づいてきている証拠。
注意されればされるほど、期待も大きいということでもあります。
しっかり聞いて、自分でその言葉を消化して、演技に活かして、
そうしてみんなでもっともっといい作品へと向かい始めた、これからが勝負です!