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2012年3月22日

ボゴタ演劇祭二回目参加の記(2)

ボゴタ演劇祭二回目参加の記(2)

3月20日(火)

SPAC文芸部 横山義志

午前7時起床、朝8時10分にホテルのロビーに集合。

演劇祭関係者が泊まるテケンダーマ・ホテル。赤い物体はボゴタ演劇祭の創始者で女優のファニー・ミケーを模した演劇祭のシンボル

演劇祭関係者が泊まるテケンダーマ・ホテル。赤い物体はボゴタ演劇祭の創始者で女優のファニー・ミケーを模した演劇祭のシンボル

トラックに楽器や衣裳などの荷物を積み込む。

重い、重い

重い、重い

この楽器はトラックでいいのかな?

この楽器はトラックでいいのかな? 演奏隊の俳優森山冬子さん

荷物を積み込んで、9時に劇場入り。前回と同じコルスブシディオ劇場。雰囲気のある、なかなかすてきな劇場である。900席くらい。

マルセル・マルソーもコルスブシディオ劇場で公演

マルセル・マルソーもコルスブシディオ劇場で公演

早速仕込みが始まる。

現地スタッフと顔合わせ

現地スタッフと顔合わせ

衣裳部も打ち合わせ。技術部深沢さん、駒井さん、ヘルガ役石井萠水さん、アルシーラさん

衣裳部も打ち合わせ。技術部深沢さん、駒井さん、ヘルガ役石井萠水さん、アルシーラさん

今回は『ペール・ギュント』の巨大な装置を一日で建て込むという。大きな物はすでに船便で送り済み。セリを使ってパネルを舞台まで上げていく。

舞台装置のすごろくパネルが上がってくる

舞台装置のすごろくパネルが上がってくる

俳優も上がってくる。イングリ役の本多麻紀さん

俳優も上がってくる。イングリ役の本多麻紀さん

こっちこっち! 技術部主任村松さん
こっちこっち! 技術部主任村松さん
力持ちの舘野百代さん 「緑衣の女」役で出演

力持ちの舘野百代さん、「緑衣の女」役

空気が薄く、たちまち息が切れるので、少しゆっくり目に動く。息切れした方はこちらに。

息切れした方はこちらに

舞台横には酸素ボンベ

12時半、お昼休憩。中華が届くはずが、一向に届かない。休憩終了直前の午後1時20分になって、ようやく配達。

野菜炒め+チャーハンの中華定食

野菜炒め+チャーハンのぎっしり中華定食

届いてみたら、信じられないようなボリューム。朝からどれだけ中華鍋を回したのだろうか。舞台班は20分後に作業復帰とのこと・・・。早飯に慣れたスタッフもさすがに戦意喪失。結局、一人として完食者は現れず。まさか中華でこれほどのカルチャーショックを味わわされるとは。

午後、見る見るうちに装置が組み上がっていく。

照明・舞台が同時に作業

しだいに舞台らしくなっていく

上にいる人

上にいる人

見上げる人

見上げる人

予定していた照明の灯体が届かず、照明班は大幅に作業が遅れている。

あれえ、ないぞ 照明の大迫さん

あれ、ないなあ。 照明の大迫さん、神谷さん

どうにか装置も完成。

楽器も揃ってきた。

楽器班、アニトラ役のたきいみきさん

楽器班、アニトラ役のたきいみきさん

ヒロイン、ソールベイ役の池田真紀子さんは役作りのため断髪中 「宮城さんくらいに」なるとのこと。カットはヘアメイクの梶田キョウコさん

ヒロイン、ソールベイ役の池田真紀子さんは役作りのため断髪中。「宮城さんくらい」になるとのこと。カットはヘアメイクの梶田キョウコさん

小道具班もお片付け完了。

小道具班、「くねくね入道」の大内米治さんとオーセ役の榊原有美さん

小道具班、「くねくね入道」の大内米治さんとオーセ役の榊原有美さん

全俳優が夜10時まで仕込み等の作業、さらに照明班の俳優がスタッフとともに11時半まで作業。今日も長い一日だった。