ボゴタ演劇祭二回目参加の記(2)
3月20日(火)
SPAC文芸部 横山義志
午前7時起床、朝8時10分にホテルのロビーに集合。
トラックに楽器や衣裳などの荷物を積み込む。
荷物を積み込んで、9時に劇場入り。前回と同じコルスブシディオ劇場。雰囲気のある、なかなかすてきな劇場である。900席くらい。
早速仕込みが始まる。
今回は『ペール・ギュント』の巨大な装置を一日で建て込むという。大きな物はすでに船便で送り済み。セリを使ってパネルを舞台まで上げていく。
空気が薄く、たちまち息が切れるので、少しゆっくり目に動く。息切れした方はこちらに。
12時半、お昼休憩。中華が届くはずが、一向に届かない。休憩終了直前の午後1時20分になって、ようやく配達。
届いてみたら、信じられないようなボリューム。朝からどれだけ中華鍋を回したのだろうか。舞台班は20分後に作業復帰とのこと・・・。早飯に慣れたスタッフもさすがに戦意喪失。結局、一人として完食者は現れず。まさか中華でこれほどのカルチャーショックを味わわされるとは。
午後、見る見るうちに装置が組み上がっていく。
予定していた照明の灯体が届かず、照明班は大幅に作業が遅れている。
どうにか装置も完成。
楽器も揃ってきた。
小道具班もお片付け完了。
全俳優が夜10時まで仕込み等の作業、さらに照明班の俳優がスタッフとともに11時半まで作業。今日も長い一日だった。