SPAC制作部の大保です。
今回は、「SPAC中高生鑑賞事業」の様子をご紹介したいと思います。
(これから鑑賞事業公演にお越しくださる方は、ぜひ当日のお楽しみとしてください!)
SPACの秋といえば、「中高生鑑賞事業 」と言ってくださる方が次第に増えてきました。
2011年度は1万5千人を超える中高生がSPACの作品を鑑賞してくださいました。
“生きるチカラをぼくは劇場で知った。”
とても印象的なキャッチコピーです。
先週、おとといの土曜日に一般公演千秋楽を満員の客席で幕を閉じた『夜叉ヶ池』(演出:宮城聰)でも、連日県内各地からたくさんの中高生がSPACの静岡芸術劇場にお越しくださいました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、中高生鑑賞事業公演は、一般公演とは違った終演後のお楽しみをご用意しています。
カーテンコールが終わりましたら、後説のあとに、出演俳優と舞台スタッフが舞台上に登場、
客席の中高生に向けて、少しだけお話をします。
俳優によって話す内容は様々、スタッフでも知らなかった話が語られることがあり、私たちも毎回楽しみにしています。
また、演技をしているときとは違う、ちょっと緊張した俳優の素があらわれたりします。
つづいて、客席の後ろには照明スタッフや音響スタッフがいるんです、と紹介します。
裏ではどんな人がどんなことをしていたかを紹介します。
( ↓ 照明、音響スタッフがいるブースを見上げる生徒たち)
そして中高生に特に人気なのが、舞台スタッフによる印象的なシーンの再現です。
『夜叉ヶ池』では、ラストシーンを再現します。
スタッフの「どうぞ!」というかけ声で、
「ドドーン!!」、「ゴゴー」、「モクモク・・・」という一番の盛り上がりを見せるシーンが再現され、中高生たちからは「おぉ~」と拍手が沸き起こるのです。
( ↓ 真っ黒な舞台に真っ黒な作業服の舞台スタッフたち)
その後は、出演俳優が一斉にロビーに登場して、皆さんをお見送りします。
記念撮影も大歓迎の俳優たちです。
ロビーでお見送りした後は、エントランスでもお見送りします。
エントランスでお見送りした後は、バスが出発するまでお見送りします。
芸術総監督の宮城もお見送りしています。
SPACは、これからもたくさんの中高生をお迎えいたします。
そして、現在この「SPAC中高生鑑賞事業」の愛称を募集しております。
ぜひ素敵な名前をお寄せください。(豪華賞品も準備しております!)
(詳細はバナーをクリック!)