こんにちは、制作部の佐伯風土です。
国道52号を北上すると、静岡県・興津から富士川を横目に山梨、長野と一本道が続きます。
道中、鮮やかな紅葉が気分を豊かにしてくれました。
たとえば、こんな。
先日、長野の某ホールで行われた
コンテンポラリーダンスの公演を観に行ったときのことです。
先月まで静岡芸術劇場で上演していたSPAC『サーカス物語』の演出家、
ユディ・タジュディンがその作品にドラマトゥルグとして参加していました。
(ユディはインドネシアのテアトル・ガラシという劇団の主宰です。)
ちょっと前まで我々と演劇の舞台を演出していましたが
静岡を離れてすぐに次の仕事、それもダンス作品!
頭と心の切り替えも大変そう。
服装や靴も、はにかむ仕草も勝手知ったるユディそのままでしたが
新たな現場で、新たな仲間と一緒に作品を作っている様子には、
『サーカス物語』を担当していた身としてはちょっとした寂しさも覚えるものです。。。
それでも、目の前の作品をよくするために
顔をさすりながら真剣な眼差しで作品を見つめるユディの顔は
静岡でも見慣れたものでした。
ちょっと安心。
☆
SPACでは舞台作品を通じて、海外のいろいろなアーティストと一緒にお仕事をします。
私は普段、「ふじのくに⇄せかい演劇祭」で海外から参加するカンパニー/劇団と連絡をとったり、
静岡で長期滞在する海外のアーティストと一緒に作品をつくったりしています。
芸術を通じて、いろいろな国の文化や人柄に触れます。
たとえば、『サーカス物語』では
「ドイツ」の戯曲を、「日本」の俳優・スタッフが
「インドネシア」の演出家・スタッフと一緒になって作りました。
芸術のグローバリゼーション。
日本平や東静岡で陽気な海外の人を見かけたら・・・
SPACにきている海外の演出家や俳優・スタッフかもしれません。。。
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海外のアーティストのみならず、
日本の第一線を行くような、なかなかご一緒できない方々ともお仕事のチャンスもあります。
「人」が集う、劇場。
それがSPACで働く醍醐味だと思います。
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・・・こちらのサイトにこんなお知らせが。
12月5日(木)必着(持参の場合は18:00まで)、みたいです。
興味を持たれた方はどうぞお問い合わせください!