本日開幕した「ふじのくに⇄せかい演劇祭2022」!
開幕を飾るのはブルガリアのイヴァン・ヴァゾフ国立劇場による『カリギュラ』です。
みなさんブルガリアというと何を思い浮かべますか?
ヨーグルトを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか
そこで、今回のブログではSPACで初めて招聘するブルガリアについてご紹介いたします!
まず、ブルガリア共和国はバルカン半島にあり、ギリシャやトルコに近い国です。
ヨーロッパとアジアをつないでいるので様々な国の人々、文化、宗教の中心となり「文化のクロスロード」と言われています。
ヨーロッパの国でありながら僧院があったりとアジアの雰囲気も漂います。
今回、来日を果たすイヴァン・ヴァゾフ国立劇場があるのは首都ソフィア。
(上の地図で星印になっているところがソフィアになります)
ソフィアは人口125万人。
ヨーロッパの中でもっとも古い街のひとつで、7000年の歴史があります。
街は温泉地として始まり、昔は西ヨーロッパや中東、バルト海やエーゲ海へ通じる主要な道が交差する場所でした。
古代ローマやビザンティン時代の歴史的建造物がいまでも数多く残されており、イヴァン・ヴァゾフ国立劇場もその一つになります。
▲イヴァン・ヴァゾフ国立劇場
みなさんご存じの通り、ブルガリアはヨーグルトで有名。朝ごはんにも祝日の料理にも使用されます。ヨーグルトを使用したブルガリア料理で、きゅうりが入った「タラトール」という冷静スープが有名で、食用のほかにやけどの治療や脱毛防止、美容などに使用されることも!
そのほかに有名なのはブルガリアの国花にもなっているバラ。
カザンラクという地域は「バラの谷」と言われており、6月上旬には「バラ祭り」が開催され賑わいます。
バラ祭りで毎年バラの女王が選ばれ、日本でも様々なイベントに参加してバラやブルガリアの紹介をされているとのことです。
ブルガリアのバラから作られるローズオイルやウォーターは世界でも高く評価されています。
▲バラ祭りの様子
公演当日は上の写真のようなかわいらしい民族衣装を展示します。
ご来場される方はぜひご覧ください。
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『カリギュラ』
公演日時:2022年4月29日(金・祝)14:00、30日(土)14:30
会場:静岡芸術劇場
上演時間:105分
上演言語/字幕:ブルガリア語/日本語字幕
座席:全席指定
作:アルベール・カミュ
演出:ディアナ・ドブレヴァ
製作:イヴァン・ヴァゾフ国立劇場
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