今週から『夜叉ヶ池』の稽古が始まりました。さっそく稽古の様子をブログで紹介していきます。
稽古場にお邪魔したところ、晃さんが指揮をして、村人たちが楽器を演奏し、妖怪たちが台詞をいい、百合さんが動きの練習をしていました。
『ペール・ギュント』や『マハーバーラタ』と同じく、演奏と台詞と動きがシンクロしている『夜叉ヶ池』。稽古場では「ツーカウントで」とか「OOOの台詞のあとは」といった会話が飛び交っています。こまかいです。そのこまかい色々を台本にまとめて書きとめているのが中野真希(写真左)。シアタースクール発表会を終えたばかりの中野です。あ、どの背中が誰かわかりますか。
(↑)ヒント、になってないかもですね。正面からの写真は次回ご紹介します。
稽古場には楽器がいっぱいです。みなさん、演奏したことのある楽器はありますか?
ジャンベにスチールパンなど『夜叉ヶ池』では打楽器がおもに使われています。
いろいろな楽器があって、楽器をのぞいているだけで楽しいです。
本番に向かっていく『夜叉ヶ池』をこれからもレポートしていきますので、
お付き合いのほどどうぞよろしくお願いします。
夜叉ヶ池』の稽古がはじまっています。稽古の様子やスタッフ、制作スタッフの様子をブログで紹介していきたいと思います。
まずは稽古の様子をパシャリ。
萩原晃役の永井健二が指揮をして(画面右)、
山沢学円役の奥野晃士や村人役の俳優たちが楽器を演奏し、
画面奥では萩原百合役の布施安寿香が浴衣姿で演奏に合わせて、動きの練習をしています。
こちらの写真では、演奏エリアの奥で、妖怪役の俳優たちが
演奏に合わせて台詞の練習をしているのが分かります。
今年、公演をしました『グリム童話』『ペール・ギュント』『マハーバーラタ』と同様、
宮城演出の『夜叉ヶ池』も演奏と台詞と動きとすべてがシンクロしている作品です。
出演陣は自分の出番ではないシーンではつねに演奏をしています。
なので、お芝居でよくある「自分の出番ではないところでは袖幕でひと休み」がありません。
また村人役は、団扇太鼓という楽器を手に演奏しながら、舞台上に登場します。
舞台上での演奏に演技、いつも以上に四方八方へ意識をもたないといけない、と
大変そうな声も聞こえます。
実は、裏にはそんな苦労があるのです。
さて本日はここまで。また次回、お付き合いのほどどうぞよろしくお願いいたします。