シアタースクール2009夏の期間中「青い鳥通信」と題して、稽古の様子などをご紹介します。どうぞご覧ください。
7月21日から23日までの3日間、シアタースクール参加者の岩辺さん(中学校2年生)が、SPACで職場体験を行いました。今回職場体験の一環として、そしてシアタースクール参加者代表として、「青い鳥通信」特別記者となってもらい、シアタースクールで演出・指導を担当している中野先生とアシスタントの先生たち(赤松先生、寺内先生、永井先生)への突撃インタビューに挑戦しました!
Q.稽古を毎日見ていて、全体的にいいところはどこですか?
中野「今まで経験している人が多く、みんな集中していて引き締まっ た稽古になっているところです かね(笑)」
永井「素直に言われたことを吸収するところです」
寺内「みんな集中力があり、よく人 の話を聞いているところだと思います。」
赤松「とてもエネルギッシュなところですね」
Q.逆に毎日稽古を見ていて、みんなに気をつけてほしいところはありますか?
中野「やはり時間をこまめに気にするようにしてほしいですね。」
赤松「もっと積極的に『やりたい!』という意志を自分から出しま しょう」
寺内「次に何をするのか、サキヨミ をして動けるようにしてほ
しいですね」
永井「周りの人の人数が増えると近くの人とお喋りをしてしまい、誰かが全体に呼びか
けている事を聞いていなかったりするところを直すといいと思います」
Q.これからの課題・注意点はどこですか?
中野「時間を守って、効率のいい稽古をしてほしいです」
赤松「自分の声や体がどうなっているのか、自分でよく観察できるようになってほしいですね」
寺内「自分のことでいっぱいにならず、チームワークを大切に、全体をよく見て、周りに困っている人がいたら助けてあげるようにしましょう」
永井「各自の役割がこれからどんどん決まっていくので、自分のことばかりにならず、自分以外の人へのダメ出しでも自分のものにして、どんどん吸収していってほしいです」
Q.これから、どのような「青い鳥」の舞台にしていきたいですか?意気込みを教えてください!
中野「一人一人の個性が、『青い鳥』を見ている人に伝わるような舞台にしていきたいですね」
永井「三十三人目の参加者として頑張りたいですね(笑)。参加者の人たちに、自分たちは周りの人に支えられているんだ!ということを伝えていきたいです」
寺内「みんなが楽しく、一人一人が輝いて”持っている力”以上のものを出せるようにサポートしていきたいです!」
赤松「大きな役の人も小さな役の人も関係なく、みんなでこの作品を作っている、という意識を持って、毎日昨日より良くなる稽古をしていけば、お客さんが圧倒される舞台になります!」
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岩辺さんの感想インタビューをしてみて・・・
インタビューをしてみて、中野さんやアシスタントの人などたくさんの人が、「いい舞台にしよう」と力になってくださってい ることが分かりました。このインタビューで聞いたことを頭において、”エネルギッシュなところ”など持続していき、「周りの人と話をしてしまい、全体の指示を聞いていない」など注意されたところは、毎日の稽古の中で直していこうとと思いました。
私とシアタースクール・・・
夏のシアタースクールに参加するのは、3回目なのですが今年の稽古は、前回・前々回とはまた、一味違った稽古だな、と今までの稽古を通して思いました。新しい仲間とも出会い、毎日充実した稽古になっています!!一年ぶりの鈴木メソットは、難しく忘れてしまっている所もあって大変です。でも、毎日スズキ・メソッドをやることによって、日々の自分の変化を感じることができるので面白いです。ダンスは、去年よりもテンポが早く、振りが難しいので毎日、稽古の後の居残り稽古で忘れないように練習します。まだダンスは、曲の中の少しの部分しか習っていないので、これからどんな振り付けが入るのか楽しみです。
これから、本格的に台本もやると思うので、その時、その時を大切に稽古に励んでいきたいと思います。