皆様、こんにちは。
SPAC俳優 兼 制作部の永井健二です。
『忠臣蔵』の出演が終わったので、
次の公演の稽古が始まるまでは制作部です。
というわけで、よもやまブログに登場です。
今日は、「おはなし劇場」についてお話したいと思います。
僕が関わっている「おはなし劇場」は、
観劇になかなか出かけられない育児真っ最中の方や、
長い時間は集中が難しい子どもたちなど、
「乳幼児とその保護者」を主な対象としたパフォーマンスです。
幼稚園やショッピングセンターなどでおこなうこともありますが、
グランシップのえほんのひろばで毎月おこなっている、
「おはなし劇場」には、リピーターの方も多く、
いつも、60人~100人くらいの親子連れや大人の方に
集まっていただいています。
子どもの集中力は、「年齢×1分」と聞きます。
小さなお客さんが飽きないようにするため、
僕らは、あの手この手で、
「小さな驚き」をいくつもパフォーマンスに組み込みます。
だから、「おはなし劇場」は、絵本や民話をベースにしながら、
手遊び歌や、楽器の演奏などを、いくつも盛り込み、
15分~20分くらいのパフォーマンスに仕上げています。
もう、ちょっとした演劇。
「絵本の読み聞かせ」とは異なります。
小道具も、その「小さな驚き」の要素のひとつ。
どうしたら小さなお客さんに、「うわぁ」と思ってもらえるか、
一生懸命かんがえます。
では、これまでに使用した小道具を、少しご紹介。
「しょうぼうじどうしゃ じぷた」で使用した、
レゴブロックで作った消防車や救急車たち。
絵本のテイストに似せて、僕が作りました。
「しんせつなともだち」で使用した、
フェルトで作った、かぶ。
家庭科教員免許の資格が生きています。
(僕は、中・高の家庭科教員免許を持っています)
今月の新作、「ろくべえ まってろよ」では、
子どもたちが何人か登場するので、
それを作ろうかなと、考えています。
こんなにうまくできるかどうか、分かりませんが、
奮闘したいと思います。
「おはなし劇場」では、
小さなお客さんが楽しめるようなパフォーマンスだけど、
一緒に見ている大人が楽しめなくちゃ意味がない
難しいのですが、そこを狙っています。
無料で観られることが多いので、
ぜひ一度、遊びに来てみてください。
童心を持った大きなお客さん、大歓迎です!
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