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2019年6月24日

中学生が職場体験に来てくれました!

SPACでは毎年静岡県内の中学生の職場体験を受け入れており、普段SPACの俳優やスタッフがどのような仕事をしているか見学や体験を通してご紹介しています。
今回5月21日、22日の2日間に3校の中学生が来て下さった時の様子をブログでお伝えします。

1日目はバックステージツアーを行いました。
初めて静岡芸術劇場を訪れた生徒さんも多く、入った瞬間「すごい!」との声が上がりました。
 
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舞台上では『イナバとナバホの白兎』の仕込みが行われており、実際にスタッフが作業している様子を見ていただきました。
劇場に訪れたことがあってもバトンが降りている光景を見るのはなかなかレアなのではないでしょうか?
作業中に訪れたからこそ見られた光景です!
劇場内を見た後は普段は公開していない美術室や衣裳室も見学しました。
そこでは『イナバとナバホの白兎』で使用された小道具や衣裳を見ました。
被り物の素材がホームセンターで購入したものだと知り皆さん驚き!
 
2日目は舞台芸術公園へ!
舞台芸術公園は豊かな自然に囲まれているので皆さん和んでいる様子でした。
 
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▲楕円堂、富士見の間からの景色を眺めている生徒さん。
この日は残念ながら富士山を見ることができませんでした。

 
舞台芸術公園では公園内にある施設を見学しました。
芸術劇場とは違った形の劇場を見てもらい、SPACには色々な劇場があることを知ってもらえたのではないかと思います。
 
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▲野外劇場「有度」の舞台からの眺めを体験。
 
午後には演劇のワークショップを行いました。
内容は椅子に座っている人を何とか理由をつけて立たせるというシーンを作るというもの。
チームに分かれて登場人物、場所、関係性を考えながら、シーンづくりを行いました。
初めてのことに皆さん最初は戸惑っている様子でしたがグループで意見を出し合い、悩みながらも楽しんでくれました。
 
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▲なかなか立ってもらえず苦戦。
 
どのグループも面白いシーンができ、他のグループの発表を見ている時には笑いも起こりました。
今回は3校同時の職場体験ということで他校の生徒とも交流することができお互いよい体験となったのではないでしょうか。

また2日間かけて中高生鑑賞事業の時にお配りしているご招待券のリニューアル案を考えていただきました。
SPACでは中高生鑑賞事業で来ていただいた生徒さん、先生にもう一度SPACの舞台を鑑賞していただくためのご招待券をお配りしています。
そのデザインを変更する予定なので、今回職場体験に来た生徒さんにもデザインを考えてもらいました!
 
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▲皆さん真剣に考えてくれました。
 
完成したものはお互い見せ合い、それぞれどのようなところをこだわったか紹介。
演目のキャラクターを入れたり、舞台の写真を使ったりとそれぞれにこだわりポイントがあり、個性豊かな仕上がりとなりました。
私たちがご招待券のデザインをリニューアルする際の参考とさせていただきます。

そして今回職場体験にお越し下さった生徒さんが職場体験のことを新聞にしてくださいました!(写真をクリックするとPDFが開きます。)
 
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劇場の仕事といえば俳優と思いがちですが今回職場体験で劇場の裏側を見て、スタッフの仕事も知ってもらえたようです。
劇場ではどういった人が働いているのか知ってもらうよい機会となりました。
今回は職場体験にお越しいただきありがとうございました!
ぜひ今度は観劇に来てくださいね!