2013年10月7日

『サーカス物語』☆プチインタビュー(3) たきいみき/永井健二

こんにちは、制作部の山川です。

『サーカス物語』ブログ特別プチインタビュー、
第三弾はヴィルマとアングラマインを演じるたきいみきさんと、
ピポとアングラマインを演じる永井健二さんです。

最大の悪役である大蜘蛛アングラマインは
この2人の俳優によって演じられます。
特注の巨大な三輪車を使いこなし、
二人で一役を演じるアングラマインのお二人。
そんなたきいさんと永井さんにお話を伺いました。


**『サーカス物語』☆ブログ特別プチインタビュー**
【ヴィルマ / ピポ / アングラマイン編】

-思い入れのあるセリフを教えてください。

たきい:
<セリフ>
「それに、工場で何つくろうと、
 あたしらべつに責任ないじゃないか」(ヴィルマ)

<理由>
かなりネガティブに聞こえるセリフなんですけど、
自分たちにも思い当たる節があるような
心が痛くなるセリフだなと思って。
「環境が破壊されたって私ら責任ないじゃないか」とか
「戦争が起きたって私ら責任ないじゃないか」みたいに、
自分が関わらないようにしている世の中のことって
実はいっぱいあるんじゃないかなと思って。

言うたびにいつも心が痛いんですけど、
それをどういうふうに言うかっていうのを今考えています。
ヴィルマにしてもアングラマインにしてもネガティブな乱暴なセリフが多いので、
「心に染みるな~」みたいなポジティブなセリフっていうよりかは、
言っているときに一番自分が痛いセリフですね。

永井:
<セリフ>
「愛なんてあやまちさ」(アングラマイン)

<理由>
一般的に愛っていうと「尊い」とか「崇高」だとか「神聖」といった
イメージがあると思うんですけど、それをアングラマインとしては
真っ向から否定している訳ですよね。
確かによくよく考えると、「自分が相手を愛してる」とか
「相手から自分が愛されてる」っていうのは、
「愛されてる」とか「愛してる」っていうのを
思い込んでいるだけ、とも言えるなぁと思って。

そう考えると、愛という確固たる確証がないものにすがって
そういう愛をあ~だこうだ言いながら
ありがたがって生きているのは馬鹿げているっていうのが
アングラマインの思考回路だと思うんです。
そういう意味では、愛は過ちなのかもしれないなと思いました。
過ちというか、過ちだって思いながらはまっていく、みたいな。
人間ってそういうものなのかもしれないなと思って。

-今、何に力を入れて取り組んでいらっしゃいますか?
(苦戦されていますか)

たきい:
特大三輪車と仲良くすることかな。(笑)
コンビネーションがとても重要で
一つのことを表現するにしても
前に行くか、後ろに行くか、右に行くか、左に行くかっていう
動きが分け与えられているので、
表現と動きが一体となったときにすごく面白い。

反対にバラバラになってしまったときは
芝居どころじゃなくなってしまいます。
動ける範囲も限られているので、
1ミリの誤差が命取りになりますね。
なので、三輪車と永井さんとの三人のコンビネーションが
本当に大切ですね。

身体的な感覚とことばを組み合わせていくのがとても難しくて、
そこが上手く合えばアングラマインは生きてくると思います。
あとはサーカス芸ですね。
何を披露するかはまだ秘密ですけど。(笑)
そちらも必死です。



永井:
特大三輪車ももちろんなんですけど、
それ以外で言うと、今回芝居を創る要素が
たくさんあるんですね。
使い始めだからっていうのもあるんですけど、
まだ装置とか衣裳とかの上にただいるだけみたいな感じなので。
その要素をどういうふうに芝居に取り込んでいって、
不自然に見えないようにするかっていうのが一つです。

もう一つは転換が多くて、役もメインのもの以外に
いろいろ出たりするので、早替えをしながらの役の切り替えに
まだ慣れていないですね。
そういった場面から場面へのつなぎの部分というのが今後の課題です。



アングラマインが舞台に登場したときの
あの圧倒的な存在感。
何と言ってもかっこいい!
特大三輪車と共に舞台奥から出てくるところがたまりません。
みなさまにもぜひご覧いただきたいです。

最後にたきいさんと永井さんより、
みなさまへのスペシャルビデオメッセージです☆

SPAC秋のシーズン2013
『サーカス物語』
10月19日~11月3日
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