2016年6月9日

イナバとナバホの白兎/パリ日記(13)

2016年6月2日(火)
SPAC文芸部 横山義志

朝から小雨。セーヌ川は川沿いの遊歩道まで水があふれている。鉄道のストライキもあって、道路はかなり混雑。毎日使うメトロ1号線は無事。朝9時劇場入り。フランス側のスタッフからは「来るのに3時間かかった」「バスがなかった」「ガレージにたまった水を出すのが大変だった」等々。六月生まれがやたらと多い日本の劇団がパリまで梅雨を運んできてしまったかのよう。

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字幕の見切れチェック。ケ・ブランリー美術館で初お目見えする舞台装置の「光のカーテン」が動くため、字幕スクリーンを二台使っても場面によって見えなくなってしまったりして、全ての席をカバーするのはすごくむずかしい。字幕スクリーンを四台にしてみたが、やっぱり読めない席が出てしまう。それに、さすがに字幕だらけ。悩ましいところ。

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午後4時から稽古。「1時間くらいみたい」とおっしゃっていたドイツ出身のジャーナリストが、第一幕のスサノオ登場あたりからすっかりノリノリで、最後まで見てくれた。字幕の内容で笑っていたりもして、ちょっと安心。フランス語のネタのチェックをつづける。

午後10時退館。

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フランス国立ケ・ブランリー美術館開館10周年記念委嘱作品
『イナバとナバホの白兎』
6/9(木)~19(日) ケ・ブランリー美術館クロード・レヴィ=ストロース劇場
◆公演の詳細はこちら
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