2013年2月7日(木) パリ
SPAC文芸部 横山義志
静岡新聞一面にさっそく初日の記事。
http://spac.or.jp/media/?p=1910
はじめての午後入り。コインランドリーで洗濯。
字幕のチェック作業をしようかと思ったら、明日以降ほとんど満席になってしまったらしく、お願いしていた関係者のチケットがいくつも取れなくなってしまい、午後中調整に追われる。
公演二日目。開演一時間前から人が並んでいる。今日もほぼ満席。『ロミオとジュリエット』出演のピエール=イヴさん、演出助手のファビアナさんが来てくださる。
ケ・ブランリー美術館の方が、「昨日の舞台の静かな場面で、お客さんが物音一つ立てずに見てたでしょう?いつも絶対そわそわしてる人がいるのに、すごく集中して見ていて、驚いた」とおっしゃっていた。たしかにフランスでは一般的に、日本よりも落ち着きのないお客さんがずっと多い気がする。だが、今日も、静まりかえる「聖者の行進」の場面で、みんな固唾を呑んで見守ってくれていて、ほっとした。
楽しい作品だということが伝わってきたのか、今日はいつもより笑いの多い舞台。
終演後、文化専門の国営ラジオ局フランス・キュルチュールのインタビューを受ける。3月9日ごろ放送の予定とのこと。