2013年2月15日(金) ル・アーヴル~ルヴァロワ
SPAC文芸部 横山義志
今回のツアーで最もハードな一日。昨晩(?)は午前4時頃までパッキングをして、6時半に起き、7時半にバスに乗り込む。ル・アーヴルからパリ郊外のルヴァロワへと移動。予定より20分ほど遅れて、10時20分劇場に到着。ルヴァロワ=ペレ市の「モーリス・ラヴェル・コンセルヴァトワール(音楽院)」のなかにあるモーリス・ラヴェル・ホール。
ルヴァロワ=ペレ市は郊外とはいってもパリのメトロ圏内。化粧品などのブランドや銀行などが軒を連ねるオフィス街もあり、フランスで最も人口密度の高い自治体でもある。フランス側の関係者は「リッチな町」だという。たしかにホールも、ル・アーヴルの仮設劇場に比べればはるかに立派な劇場。ただ、仕込みに一日しか取られていないので、多少簡易化した装置での上演になる。かなりタイトなスケジュール。
小さなエレベーターで何往復もして搬入。なんとか舞台装置を仕込み、俳優さんたちには19時過ぎにホテルに戻ってもらう。スタッフは23時まで作業。