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2013年11月29日

『ロミオとジュリエット』ヨーロッパ・ツアーその11(大内米治編)

今回は、ジュネーブからバスで一時間半、フランスのアヌシーで3ステージのツアーです!(*^^*)

ジュネーブから近いので(バスで、1時間40分位)、朝10時集合、現地に着いたら芝居を最初から最後まで通して本番を迎える!
移動こみの2ステージをやるようなもの!ちょっと、しんどい。

しかも、追い討ちをかけるように、天気は雪!!初雪です!!

さむい!

でも、ジュネーブで迎える初雪。心がはずんでしまいました!(*^^*)

初雪の寒さに凍えながら、いざ出陣!
雪化粧した綺麗な山々を通り抜け、ついた場所は横浜の赤レンガ倉庫の様なところ。
「ナポレオン3世が建てた馬の厩舎」
その敷地内に劇場がありました。

演出家のオマールさんと昔から付き合いのあるディレクターさんが、苦労して建てた劇場だそうです。
雪の降る中、皆凍えながら楽屋口から劇場入り。

入ってみると、ちょっとサーカス小屋かと思うようなバックヤード!簡易な作りに皆ビックリ!(*^^*)
仮設なのかなと思うほどシンプルな造りでした!


劇場に入ると、いつものように舞台スタッフさんが元気に迎えてくれた。
彼らの笑顔を見ると心が温まる!
本当に皆の仕事と優しさに感謝、感謝です。

アヌシーでの公演はというと、シャトーバロンで見つけた勢いが残っていて、皆で駆け抜けることが出来ました。
お客さんも喜んでくれて、現地のスタッフさんも芝居が上手くいったことを祝福してくれました。

個人的には、共演している最年長フランス人のピエール=イブが、芝居が上手くいったときに、いつも「yes!!」(フランス人なのに(笑))と言い、「今日の公演は良かったね!そうだろ?」と聞いてくるのですが、子供のように喜ぶ彼がたまらなく好きで、今回もそんな彼の姿が見れて嬉しかったです。

ツアーの時は、なるべく町を歩くようにしています。
そこで感じ取れたものが、その町に住んでるお客さんとの橋渡しの仕事をしてくれるんじゃないかなと思って。

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アヌシーは、雄大な山々とみずうみに守られた清らかな川の通る可愛らしい旧市街のある町でした。(観光地らしいです) 

by よねじ(大内米治) 

2013.11.26