ブログ

2014年3月14日

まるふリレーブログ《2》 よく生きる/死ぬためのちょっとしたレッスン

みなさんこんにちは!
まるふリレーブログ2番目は
『よく生きる/死ぬためのちょっとしたレッスン』
をご紹介します。

みなさんはこのタイトルを見て何を感じましたか?
「どんな物語だろう?」「何かの講座?」とか、
「長いタイトルだな」「「生きる/死ぬ」ってどう読むんだ?」「ちょっと怖そう」とかとか・・・
様々だと思いますが、これを上演する劇団「テアトロ・デ・ロス・センティードス」、ちょっと特色ある劇団なんです。

テアトロ・デ・ロス・センティードスの3大気になるポイントを挙げてみると、
 
1.演出家が文化人類学者(出演者するのは「俳優・リサーチャー」)
エンリケ・バルガス
 
2.上演スタイルは体験型演劇

 
3.劇団名の意味は日本語で「五感(感覚)の劇場」

なんだか不思議な劇団ですよねぇ。
作品は、文化人類学者でもある演出家 エンリケ・バルガスさんと
劇団員の共同作業で作られています。
そして現地(日本)の俳優を交えて、公演する土地にて作品を仕上げていきます。
スペインで活動する劇団の、初めての日本公演。
どの様な仕上がりになるのかとても楽しみなところです。
そして俳優たちは舞台の上で演じるのではなく、観客一人一人に語りかけていきます。
その語りかけられた観客のみなさん自身がこの物語の主人公になるのです。
約1時間の非日常体験、それは内なる物語の展開であって、
いわゆる舞台上に引っぱり出されるようなことはないのでご安心くださいね。

そうそうそれと、本作の公演会場はSPACの劇場ではなく、
静岡駅から歩いて15分ほどの鷹匠という場所にある「もくせい会館内特設会場」です。
鷹匠はおしゃれなショップやレストランが点在しているエリアで、
観劇とあわせてまち歩きをするのがおすすめです!
まちあるき用のマップも作成中ですので、観劇の際にはぜひゲットしてみてください!

そして何を隠そう、この作品は定員が50名ほどとなっています。
ですので濃密な空間体験が待っているはず。
定員間もない回もありますので、ご希望の回はお早めにご予約ください!

それでは最後に演出家の言葉の抜粋をお届けします。
この言葉を見て私は、このような思想を持った方の作品に身を委ねてみたいと思いました。
それではまた!制作部 谷口がお届けしました。
 
 
生きることはわからないことだらけ
 
それを口に出さないまま生きることもある
 
答えのないものを熱心に求めることもある
 
人はみな、疑問を形あるものにしようと生きていく

 
(演出家 エンリケ・バルガスの言葉より抜粋)
 
*全文はこちらよりご覧ください。