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2016年6月7日

イナバとナバホの白兎/パリ日記(12)

2016年6月1日(月)
SPAC文芸部 横山義志

朝までは雨が降っていたが、メトロを降りると止んでいた。晴れ間は出ないものの、多少ましな天気ではある。セーヌ川は今朝も河岸ぎりぎりまで水がみなぎっている。

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少なくともカタツムリたちは活き活きとしている。今日はふたたび朝9時劇場入り、午後10時退館。

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午後4時から9時近くまで稽古。公共放送フランス3の方々が稽古の様子を撮影。『声は自由La voix est libre』という番組のケ・ブランリー美術館10周年特集で紹介されるとのこと。放送は6月4日(土)11:30(フランス時間)から。同日14:00以降は以下のインターネットサイトからも見ることができるようになるという。

http://france3-regions.francetvinfo.fr/paris-ile-de-france/emissions/la-voix-est-libre-paris-ile-de-france

午後5時半、ケ・ブランリー美術館館長のステファヌ・マルタンさんが劇場をご訪問。「当美術館にふたたびいらして、さらに私どものために新作を作ってくださり、本当にありがとうございました。『マハーバーラタ』は私がこれまでの人生で見たなかで最も美しい作品でした。なので、今回の作品はそれと同じくらいにいい作品にしていただかなければなりません」とのお言葉。いよいよプレッシャーがかかる・・・。

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フランス国立ケ・ブランリー美術館開館10周年記念委嘱作品
『イナバとナバホの白兎』
6/9(木)~19(日) ケ・ブランリー美術館クロード・レヴィ=ストロース劇場
◆公演の詳細はこちら
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