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2017年9月19日

<病ブログ2017 #3>インターン大学生・真嶋陽さんよる稽古場レポート

病ブログ第3回は、SPACにインターンでいらした大学生・真嶋陽さんによる、稽古場レポートです!

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はじめまして、こんにちは!
9月2日から13日間SPACでインターンをさせていただきました、静岡文化芸術大学芸術文化学科3年真嶋陽です。
インターンでは制作の仕事を中心に実務体験や稽古風景の見学をしつつ、広報・渉外・アウトリーチ・営業などそれぞれの仕事を担当している方から直接お話を伺わせてもらっていました。普段見られない・聞けない部分が垣間見え、新鮮な毎日を送ることが出来、貴重な経験をすることができました。

現在、静岡芸術劇場では10月から11月に上演される『病は気から』の稽古が行われています。インターン期間中に、稽古の様子を一部見学させていただいたのでその稽古風景を紹介します。

私が今回見学させていただいたのは稽古開始から3日目と4日目です。その前の1日目は読み稽古、2日目から実際の舞台に近いセットが用意され、早速立ち稽古が始まったそうです。稽古場には、少し緊張して入ったのですが、見学をしていると一気に作品に引き込まれ、笑いながら見てしまいました。『病は気から』は喜劇ということでコミカルなシーンに溢れ、役者、演出家、スタッフとみんなの笑いが次々と起こる稽古場でした。

▲笑いの起こった時の稽古場風景

▲笑いの起こった時の稽古場風景

稽古を見学して、特に印象的だったのは役者さん同士の掛け合いでした。稽古では何度か同じシーンを繰り返すのですが、繰り返される中で毎回少しずつ演技が変化し、その変化に対して周りの役者さんの演技も対応して変わっていくので、いつも新鮮な気持ちで見させていただきました。また演出家のノゾエさんから難しい掛け合いを求める指示が出ても、瞬時に対応される様子は観ていて圧巻でした。

▲役者同士の掛け合いの場面

▲役者同士の掛け合いの場面

▲演出家ノゾエ征爾さん(中央)の演出風景

▲演出家ノゾエ征爾さん(中央)の演出風景

舞台の稽古は始まったばかり、これからまだまだ面白くなっていくはずです。
私も本番の舞台が今から楽しみです!!

さて、私のSPACでのインターンシップは終了しましたが、静岡文化芸術大学では、私の所属するゼミの梅若猶彦教授による作・演出で現代劇『喫茶店』が10月9日(月・祝)に上演されます。実は私もその舞台にSPACで活躍されている俳優の方々と出演いたします。さっそく今回のインターンの経験を活かして頑張りますのでぜひこちらもご覧ください!

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SPAC秋→春のシーズン2017-2018 ♯1
『病は気から』
2017年10月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)
潤色・演出:ノゾエ征爾
原作:モリエール (「モリエール全集」臨川書店刊/秋山伸子訳より)
出演:SPAC
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
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第4回静岡文化芸術大学×SPAC連携事業
10月9日(月・祝)
現代劇『喫茶店』 14:00開演(13:30開場)
出演〈SPAC〉三島景太 片岡佐知子 関根淳子
〈静岡文化芸術大学〉真嶋陽(芸術文化学科)
静岡文化芸術大学 講堂 入場無料(予約不要)
*詳細はコチラ
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