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2008年7月22日

ロビンソンとクルーソー 稽古場便り~その2

韓国で猛稽古中の俳優・仲谷から稽古場便りが届きました。
ミリャンからソウルに移動しての稽古は、なかなか充実したものだったようです。

仲谷からの稽古場便りの中にも書いてありますが、今回の『ロビンソンとクルーソー』は韓国人役がダブルキャストなのです。
7日・8日公演はキム・ミスクさんが、9日以降は仲谷が演じます。
キム・ミスクさんという女優さんは、昨年の「Shizuoka 春の芸術祭2007」でイ・ユンテクさん演出の『肝っ玉おっ母とその子供たち』で主役の「肝っ玉おっ母」を演じた人で、素晴らしい演技と歌声で日本の観衆を魅了した人です。
昨年の『肝っ玉おっ母とその子供たち』を見逃したという人は、今回はぜひ彼女の演技をご覧いただきたいと思います。

7月20日より、いよいよ『ロビンソンとクルーソー』のチケット前売りが開始いたしました。
チケット予約はお早めに!

★★★★★★★★★★

17日からソウルに移動して稽古!とても狭い稽古場で動きが制限され苦労したけど、充実した稽古が出来たなと感じます。特に20・21日には、宮城芸術総監督と共演した事もあるチョン・ドンスクさんが来てみっちり稽古を観てくれました。日本と韓国の動きの違いをはっきりさせる事を重点的に、何度も何度も繰り返し動きだけの稽古をしました。正直、疲れました…でも、ドンスクさんから得るものは多く、動きだけでなく心の解放(とにかく楽しく)もアドバイスしてくれ、面白い作品が出来る手応えを感じました。これでまたミリャンに戻り、詰めの稽古になっていくと思います。
ミリャン・夏演劇祭も始まり益々活気づく地で、しっかりエネルギーをもらい、日本の皆さんに「ロビンソンとクルーソー」を届けたいと思います。

以上、仲谷がお伝えしました!

P.S.ダブルキャストの韓国人役、キム・ミスクさん(7・8日出演)Ver.と仲谷Ver.の2回を是非観比べて頂けると幸いです。