ブログ

2022年8月16日

【シアタースクール通信2022Vol.4】 楽器の演奏練習も頑張っています!

◇楽器演奏について
長いと思っていた夏休みも既に8月2週目。早いものでシアタースクールの稽古日も残り10日を切りました。SPACの舞台作品ではいつも重要な役割を担う打楽器の生演奏。今回の『青い鳥』でも、出演者は演技だけでなく楽器の演奏を行います!普段から楽器に慣れている参加者も、そうでない方も、アシスタントの指導のもと、みんなでひとつの“空気”を作っていきます。今はまだ少し自信なさげな楽器の音も、本番ではきっと素敵なハーモニーを響かせてくれるでしょう。劇中の生演奏にも大注目です!

アシスタント俳優のお手本を見て聞いて、リズム感を身につけます。

指揮者の指示に従って演奏に強弱をつけていきます。

自分の演奏だけに集中するのではなく、指揮者の指示に注意を向け、セリフや演奏全体の音を聴きながらリズムを刻んでいかなければなりません。

自らの役を演じながら、「セリフを話すように」一音に魂を込めて奏でます。

作曲を担当するアシスタント鈴木真理子さんからのコメント

「自分が作曲するならこれをやってみたい!」を詰め込みました。本番で出演者がどんな音で空間に色を付けてくれるか楽しみです。

▲演奏中の鈴木真理子さん

 
◆コロナ対策をしながら、稽古を行っています!
コロナ対策の一環で、衣裳の一部として不織布マスクを着用しています。このマスクはカップがワイヤーになっており、しっかりと顔にフィットし、演技がしやすいように1人1人に合わせて衣裳スタッフが作っています。耳のひもも調整可能です。マスクは衣裳スタッフが毎日洗濯し、常に清潔な状態で使えます。
また、コロナ対策として稽古終わりに2種類のモップでお掃除をしています!一つは消毒液のモップ、もう一つは水のついたモップです。感染症対策のため、手や小道具もその都度消毒しています。

1つ1つ衣裳スタッフが作っています。

使用後のマスクはカゴに集めて、洗濯します。

稽古終わりに消毒液のモップで掃除をしています。

◇クイズコーナー:その4 演劇の劇作家について知ろう!
今回は今年度SPACが秋→春のシーズンで上演する作品の作者についてのクイズです!
Q1:『ペール・ギュント』や『人形の家』を書いたヘンリック・イプセンは何年に生まれたでしょうか?
①1828年 ②1808年 ③1818年
Q2:『守銭奴』を書いたモリエールがつくった劇団の名前は何でしょうか?
①名声座 ②盛名座 ③浮名座
Q3:『リチャード2世』を書いたウィリアム・シェイクスピアの出身地はどこでしょうか?
①ロンドン ②リヴァプール ③ストラトフォード・アポン・エイヴォン

前回の答え…Q1:③/Q2:①/Q3:①

=================

SPACシアタースクール2022
『青い鳥』

構成・演出:中野真希
メーテルリンク作 末松氷海子訳 岩波書店刊『青い鳥』より
出演:静岡県内の中高生
8月20日(土)・21日(日)16時開演
会場:静岡芸術劇場
★公演詳細はこちら

=================