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2024年5月31日

『白狐伝』ブログ③SPAC音楽劇『白狐伝』終了しました!

ゴールデンウイークに初日を迎えたSPAC新作『白狐伝』。5/3(金・祝)~6(月・振休)は駿府城公園での夜公演、5/25(土)の浜名湖ガーデンパークでは昼公演、まったく違う顔で観客を魅了しました。

まずは駿府城公園での『白狐伝』(写真下)、公園の木々を存分に生かした演出で神秘的な空間が生まれました。

作品がはじまる前には、SPAC文芸部大岡淳による岡倉天心の人間模様を紹介したり、今年度の4月に開設された県立清水南高等学校芸術科演劇専攻の生徒8名が、SPAC俳優の指導のもと『白狐伝』のあらすじをパフォーマンスしてくれました!

全日客席は満員で、当日券に並んでくださった方も多くいらっしゃいました。

夜の駿府城公園での『白狐伝』が終了し、約3週間後、会場は昼の浜名湖ガーデンパークへと移りました🌷

3週間後の花博特別公演。駿府城公園とはまったく違う環境でした。『白狐伝』座組一同、短い準備期間の中でどう作品をお客様に観ていただくかを試行錯誤しながら考えていきました。

浜名湖ガーデンパークでは、浜名湖花博2024が開催中。会場の屋外ステージの外でも呼び込みを行い、たまたまステージ近くを通りがかった人や駿府城公園での『白狐伝』のクチコミを見て浜松に来てくれた人が並んでくださっていました!

浜名湖ガーデンパークの『白狐伝』の見どころは、なんといってもステージ奥の大扉です。
大扉の奥は川になっていて、ラストシーンで扉が開くと川とガーデンパークの景色が一望できます。

会場はとても風が強く、扉を開けるタイミングも秒単位で創作・技術部のスタッフたちが調整していました。本番、大扉が開いた瞬間、私は「あ、これが信太の森の泉なのかもしれない」と錯覚しましたが、すぐにガーデンパークの船がステージの後ろに登場!全く意図しないタイミングではありましたが、まさに花博ならではのハプニングでほっこりしました。

SPACを知らないお客様も多くいましたが、最後は大きな拍手をステージへ届けてくださりました!
次にSPACが浜松にやってくるのは、7月後半の「すぱっくおやこ小学校」、秋は11/16(土)&17(日)には『ちかくにあるとおく』、そして12/7(土)『イナバとナバホの白兎』です!
▽「すぱっくおやこ小学校」の詳細はこちら
https://spac.or.jp/2024/oyako2024_in_hamamatsu
▽てあとるてをとる『ちかくにあるとおく ~鏡の国のアリスより~』の詳細はこちら
https://spac.or.jp/news/?p=23995#teatoru-tewotoru2024
▽『イナバとナバホの白兎』の詳細はこちら
https://spac.or.jp/news/?p=23995

SPAC音楽劇『白狐伝』はみなさまの応援のおかげで無事に全5ステージ走ることができました!

3月から一緒に走ってきた信太コンともひとまずお別れです。。。
全ての現場でひっそりと見守ってきた信太コン。また見かけることがありましたらどんな旅だったか聞いてみてください♪

(SPAC制作部・佐藤飛子)

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『白狐伝』
演出・台本:宮城 聰
作:岡倉天心(『THE WHITE FOX』)
音楽:棚川寛子
https://spac.or.jp/2024/byacco-den
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