7月6日(土)よりSPACシアタースクール2024が始まりました。シアタースクールは、静岡県内の中高生とその保護者の方々に、学校では触れる機会の少ない演劇の面白さ・奥深さに触れてもらうことを目的として、2007年にスタート。18回目となる今年は、県内各地から25名のメンバーが集まりました! これからこのブログで日々の稽古風景をお届けします。どうぞよろしくお願いいたします!
◇自己紹介~仲間との交流
さっそくシアタースクールのメンバーで輪になり、それぞれ学校、どこから来たか、部活、趣味や特技、そして好きな食べ物なんかも紹介し、和やかな雰囲気で稽古が始まりました。
シアタースクールでは、学年の枠を超えた班を作っています。自己紹介の後は班ごとに、さらに交流を進めていきました。
◇舞台に立つための準備
ストレッチで身体を念入りにほぐします。けがを防ぐだけではなく、呼吸のコントロールや身体のスムーズな動きのためにも大切な準備です。毎回の稽古の最初に必ず行います。
身体を敏感にし、お互いを感じ取るためのワークショップを体験しました。歩く、空想のキャッチボール、発声、呼吸、重心移動など様々な動きを通して、身体感覚を広げられることを実感しました。
◇物語を感じる
順番に台本を読む「本読み」。今回は『オフェリアと影の一座』という物語の中に、シェイクスピアの『マクベス』を演じるシーンが取り込まれていますので、二つの物語の台本を読み合わせます。
◇お芝居の理解を深める
『オフェリアと影の一座』はこれまでにシアタースクールで3回上演されています。先輩たちの過去の上演の映像を見たり、『マクベス』のストーリーを学んだりして、お芝居の理解を深めます。
SPACシアタースクール2024 発表会
『オフェリアと影の一座』
構成・演出:中野真希
原作:ミヒャエル・エンデ
出演:静岡県内の中学校1年生から高校3年生/25名
8月17日(土)、18日(日)各日16時開演
会場:静岡芸術劇場
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