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2024年8月16日

【シアタースクール通信2024 Vol.4】いよいよ本番に向けて!

発表会公演本番が間近に迫ってきました。13日から劇場での稽古がはじまり、これまでみんなでアイデアを出しながら、一生懸命創りあげてきた芝居の成果を発揮するための、最後の仕上げとなります。このメンバーで舞台に立つのも最初で最後です。悔いの残らないよう、最後まで粘り強く稽古に取り組んでいきます。

◇劇場稽古開始
劇場稽古初日には、舞台監督や演出部のスタッフと一緒にバックステージツアーを行い、舞台上での注意や確認事項をみんなで共有しました。演技を効果的に見せてくれる装置も、一歩間違えると大怪我を引き起こしてしまいます。「舞台袖の装置の場所を頭に入れる」「舞台機構(演出効果用の機器のこと)が動いている時は静かにして勝手に動かない」「演技で必要な時以外は走らない」などの注意事項を学び、怪我なく本番を終えられるよう、緊張感をもって舞台での稽古にのぞみます。

これまで毎日続けてきたトレーニングを引き続き劇場の舞台の上で行うことで、自分の身体や発声を劇場の空間に慣らしていきます。

◇本番の衣裳・照明・音響・美術で
劇場稽古では、声の響きはもちろん、照明の下での他の参加者との距離感など、リハーサル室での稽古とは異なる気づきがたくさんあります。また、衣裳を着けての稽古で、着替えなどのスピード感も実感していきます。

このお芝居の特徴である、影絵を使った美術装置。リハーサル室では仮の装置で練習を続けてきましたが、ようやく本物を使って稽古ができます。

本番でこれまでのすべてを出し切れますように・・・

SPACシアタースクール2024 発表会
『オフェリアと影の一座』
構成・演出:中野真希
原作:ミヒャエル・エンデ
出演:静岡県内の中学校1年生から高校3年生/25名
8月17日(土)、18日(日)各日16時開演
会場:静岡芸術劇場

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