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2007年9月24日

第4回中部高等学校演劇研究会秋季公演 第1日目

[1]今日は、「第4回中部高等学校演劇研究会秋季公演」の第1日目が静岡芸術劇場で行われました。(参加校と上演作品についてはこちら [2])

城南静岡高等学校、静岡女子高等学校、常葉学園橘高等学校の3校がそれぞれ1時間ほどの作品を上演しました。3校とも高校生をテーマとした戯曲を選び、笑いあり涙ありの高校生活の悩みや夢を描いています。熱のこもった演技から、時には観客の涙を誘う場面もありました。

また、幕間と3校の上演が終わった後には、観客と作品について意見を交わす「交流会」の場が設けられました。「交流会」では、他校の生徒から「あの場面は感動した」「この戯曲の場合はもっとこうした方がいいのでは」といった意見が活発に出され、上演した3校にとっても刺激になったのではないかと思います。

この秋季公演では、参加校1校ずつが、SPACのスタッフとの打ち合わせからはじまり、劇場での稽古、リハーサルを経て、本番に挑みます。本番当日も、受付や客席案内などの役割を各校で分担し、高校生の手で運営していきます。静岡芸術劇場ならではの本格的な照明や音響に苦労しながらも、SPACスタッフからのサポートを受けながら舞台を上演します。学校での上演とはまた一味違った作品に、生徒たちも充実した顔でした。

2日目、3日目はコンクール形式で9月29日・30日に9校が上演します。最優秀賞と優秀賞がそれぞれ1校ずつ選ばれ、その2校が県大会に推薦されます。こちらもぜひお楽しみに。

[1] http://otsukimi.net/spac/blog/wp-content/uploads/2007/09/IMG_6031.JPG
[2] http://otsukimi.net/spac/news/?p=38