始まったばかりのSPACシアタースクール2011、
夏休み目前の7月16日から18日までの3日間連続で稽古が行われました。
稽古は2週目に入りましたが、
参加者たちにとっては、まだまだ初めてのことばかり。
今回は、この3日間に参加者たちが初めて体験したことをご紹介します。
7月16日、稽古3日目。
この日のリズムトレーニング、参加者たちは「あるもの」を手にしました。
写真の手前にある白くて丸いもの。
卵型のマラカス「エッグシェーカー」という楽器。
手に握って振ると、サラサラと優しい音が鳴ります。
ほんの少しの身体の動きも直接伝わる繊細な楽器です。
その形状の面白さもあり、参加者たちは楽しそうに音を出し、
初めて手にしたばかりの参加者も見事にリズムをとっていました。
このエッグシェーカーは、
これから本格化する稽古から発表会までを共に過ごしていく友です!
7月17日、稽古4日目。
この日のダンスでは、次々と新しい振りが加わり、
3種類のダンスの中から各々踊りたいものを選んで挑戦しました。
どれも、見ているだけで体が自然と動き出してしまう踊りです。
どんな楽曲を使用して、どんな動きでどんな表現をするのか、
発表会当日を楽しみにお待ちください。
7月18日、稽古5日目。
参加者たちが初めて静岡芸術劇場の舞台に足を踏み入れました。
「劇場体験」と称して、バックステージツアーと、舞台の上での稽古を行ったのです。
皆、舞台のスタッフの説明に耳を傾け、
動く舞台機構を興味深げに見つめていました。
舞台上で台詞を声に出し、劇場という空間を全身で体感した参加者たち。
約1ヶ月後、彼らはこの舞台の上から、
私たちにどんな世界を見せてくれるのでしょうか。