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2007年7月24日

「SPAC親と子の演劇教室」はじめてのスズキメソッド

二日目をむかえた「SPAC親と子の演劇教室」では、俳優の訓練法「スズキ・メソッド」を体験しました。

「スズキ・メソッド」とは、SPACの前・芸術総監督である鈴木忠志によって考案された俳優のための訓練法で、世界中の劇団や演劇学校で学ばれています。もちろんSPACでも稽古の時には必ずこの訓練が取り入れられており、俳優だけでなく、スタッフも一緒になって取り組んでいます。

[1]一日の最初のプログラムは、全員で輪になって、いろいろな姿勢での発声をしました。立ったり、座ったり、あお向けに寝てみたり・・・。

発声を終えたあとは、柔軟体操を十分にして、いよいよ「スズキ・メソッド」です。

[2]

「スズキ・メソッド」の訓練はまず「重心」を意識することからはじまりました。でも、「重心」ってことばで聞いてもよくわかりません。からだを色んな方向に傾けてみることで、はじめて重心の場所を感じ取ることができます。

[3] [4] 

みんな初めての感覚に、ちょっと戸惑いながらも、自分のからだに集中して取り組むことができました。

舞台の上でからだを見られているという感覚と、自分のからだを意識してコントロールすること。「スズキ・メソッド」の訓練を通して、この二つを身につけていけたらと思います。

[1] http://otsukimi.net/spac/blog/wp-content/uploads/2007/oz/IMG_4871.JPG
[2] http://otsukimi.net/spac/blog/wp-content/uploads/2007/oz/IMG_4896.JPG
[3] http://otsukimi.net/spac/blog/wp-content/uploads/2007/oz/IMG_4896.JPG
[4] http://otsukimi.net/spac/blog/wp-content/uploads/2007/oz/IMG_4907.JPG