いよいよスタートしました!SPACシアタースクール2009夏!!
今回のシアタースクールには、静岡県内の小学6年生~高校2年生までの32人が参加し、本日7月18日から8月15日までほぼ毎日稽古を行い、8月16日の静岡芸術劇場での発表会に臨みます!
今回、夏のシアタースクール生たちが挑む作品は『青い鳥』。このメーテルリンクの名作を中野真希(SPAC)が演出・脚色をおこない、SPACの俳優・スタッフとともに、ひとつの作品を創り上げます。
初めて参加するこどもたちは、当然経験することすべてが初体験で、とまどいがみられますが、みんなチャレンジ精神旺盛で今後の成長が楽しみです。
一方、過去のシアタースクール経験者たちにとっても、今回挑む『青い鳥』は初めての作品です。スタートラインはみんな同じ、明日からの稽古も臆することなく取り組んでいってほしいです。
今日の稽古メニューは呼吸法に始まり、スズキ・メソッド(前芸術総監督・鈴木忠志が考案した俳優訓練法)にチャレンジし、台本読み、そしてダンスの練習と、初日から盛りだくさんの内容でした。
また、今日は参加者のお母さんたちにも、見学だけでなく実際に呼吸法とスズキ・メソッド(トレーニング)に参加していただきました。子どもたちがやっていることを一緒に体験してもらうことで、子どもたちが具体的にどのような稽古をするのか、そして、演劇を創作することの楽しさや「舞台に立つためのからだづくり」の難しさを子どもたちと一緒に知っていただくきっかけになったのではないでしょうか。
これから約1ヶ月の間、シアタースクール生たちは稽古を行います。夏休み返上で挑む32人の青い鳥たちの発表会はきっと素晴らしい舞台となるでしょう!皆様どうぞご期待ください!