2017年1月9日

【シェイクスピアの『冬物語』稽古場ブログ#7】今日の劇場はひっそりと

シェイクスピアの『冬物語』は、
年が明けて1月4日から劇場での稽古を着々と進めています。

前回のブログで紹介しました、謎のクルクルは、
不思議な模様を浮かび上がらせながら、劇場の天井近くまでそびえています。

クルクルは、小さな段差にも丁寧に貼られていきました。

それにしても、劇場の中に入り、
できあがった舞台舞台装置の全貌をみると、
もうそれだけでも圧巻です。

素材に継ぎ目があるのを見ると、
劇場に持ち込まれたミシンは、どうやらこのクルクルを、
つなぎ合わせるために使われたようですね。

さて、昨日1月8日には、作品の創作過程をご覧いただける、
「おためし劇場」が開催され、今日は新年最初の稽古休み。
(おためし劇場の様子は次回のブログで、たっぷりご紹介します。)

そんなわけで、劇場の中はひっそり。

でも、静けさの中で、今日も作業が進められています……

今日は照明作業の日。

照明デザイナー大迫さん指揮のもと、
照明スタッフが総出で作業しています。

舞台で俳優の立つべき位置にスタッフが立ち、
操作卓にいるスタッフが照明を操作し、
実際の明かりのあたり具合をみながら、
大迫さんが一つ一つのシーンの
明かりの位置や強さ、変化の仕方などを
決定していきます。

一人ではできない、現場にいる全員での協力作業です。

照明は、客席の上にも吊るされています。

暗くてわかりにくいのですが、
手前の明るみにいらっしゃるのが照明デザイナー大迫さん、
奥の明るみの操作卓にもスタッフが。

暗い劇場の中でひっそりと進められる作業は、なんだか神秘的。

作品の完成に向けて、劇場という空間に
また一つの新たな魔法がかけられていく一日です。

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SPAC秋→春のシーズン2016 ♯4
シェイクスピアの『冬物語』
一般公演:1月21日(土)、22日(日)、29日(日)
     2月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)
演出:宮城聰 作:ウィリアム・シェイクスピア 翻訳:松岡和子
音楽:棚川寛子 出演:SPAC
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
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