SPAC制作部の佐伯風土(かざと)です。
今日は台風上陸で暴風雨の中、『夜叉ヶ池』の公演日でした。
東海道線や高速バスが軒並み運休してしまい、公共の交通機関がマヒ。
終演後、劇場から動くに動けなくなってしまったお客様方を
急遽、制作部メンバーが運転するクルマで静岡駅までお送りしました。
叩きつける雨で視界不良の中、なんとか駅までたどり着き、
忘れ物がないか座席をチェック。
最後に見送りがてら
「どうぞ、お気をつけてお帰りください」
と、お別れの挨拶をしたら
「あなたも、お戻り、お気をつけてくださいね」
と、お返しのコトバをいただきました。
何気ないのですが
転職で静岡にきて
劇場の仕事をするようになって
「ああ、よかったなぁ」
と思える瞬間でした。
これも、制作のお仕事の、ひとコマです。
本日は雨の中、ご来場ありがとうございました。