2013年2月8日(金) パリ
SPAC文芸部 横山義志
朝から、チケットが取れないのでなんとかならないか、という電話ばかり。完全に満席になったらしく、美術館の人に聞いてもなんともならず。
公演三日目。『ガラスの動物園』のダニエル・ジャンヌトーさん、この秋に『愛のおわり』をやってくれるパスカル・ランベールさんなどが来てくれる。思えば、日本人のお客さんはいつも10人以下くらいで、パリにしてはあまり多くない。うしろにいたアフリカ系の屈強なガードマンが、はじめは観客席の奥でうろうろしていたが、いつのまにか回廊の舞台に一番近いところに陣取って、振り向きもせずに最後までじっと見てくれて、拍手までしてくれていた。今日は笑いも多く、スタンディングオベーションも増えてきた。