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2013年3月12日

富士山静岡空港展望デッキでの特別記念パフォーマンス『古事記!!エピソード1』(2013年3月3日)

富士山静岡空港に新たに完成した
「石雲院展望デッキ」。

3月3日、このオープンを記念して
SPACでは、新作の野外パフォーマンス
『古事記!!エピソード1』 (演出:宮城聰、出演:SPAC)
を上演しました。

休日ということもあり、親子連れなどひときわ賑わっていた富士山静岡空港。
開演直前まで、俳優もスタッフもフル動員で道行く人へ声がけしていました。

デッキでは心配された強風も吹いておらず
沢山のお客さんが詰め寄せ、飛行機に見入っていました。

見渡すかぎりの青空に、壮大に広がる2500mの滑走路。
飛行機が次々に降り立っては飛び立つというフライトスケジュール。

その間をぬって、飛ばない時間帯でSPACのパフォーマンス・・・のはずが
いざ始まってみたところ、まさかの上演まっさい中での離陸!

開演直前の出発便が出遅れたようです。
雄々と飛び立っていくFDA(フジドリームエアラインズ)便をバックに進むSPACの舞台。
まさかのコラボは、空港らしいハプニングでした。

さて、今回の新作では『古事記』から
八俣の大蛇(やまたのおろち)の場面を描いています。

お客さんにも襲いかかるほど(!)狂暴な八俣の大蛇が現れると

空にも届かんばかりな巨人と化したスサノヲの命(みこと)が立ちはだかります。

かの有名な草薙の剣を発見したスサノヲの命は

それを姉である天照大御神へと献上しました・・・

俳優の生演奏によるパーカッションが周囲一帯に響き渡る中、
男性コロスの力強いナレーションに導かれながら
白い衣裳に身をまとった古代の神々が繰り広げる物語。

当日の様子はこちらからご覧いただけます。
(静岡空港シティニュースより)

上演はこの日1ステージのみでしたが

いずれ再演される日まで(?)・・・どうぞお楽しみに!